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投稿日: 2020.07.16 20:27
更新日: 2020.07.16 20:29

K-tunes Racing 2020インタープロト・シリーズ第1戦 レースレポート


国内レース他 | K-tunes Racing 2020インタープロト・シリーズ第1戦 レースレポート

K-tunes Racing
Inter Proto Series 2020 Round.1
富士スピードウェイ

Professional Class

K-tunes Racing オフィシャルサイト
http://www.oktp.jp/ktunesracing/

ついに待望のシーズンが始動!
しかし初戦は他車と接触でリタイヤ

 新型コロナウイルス感染症によるさまざまな影響は、今もなお予断を許さない状況にある。緊急事態宣言が発令されていた期間中は、日本だけでなく世界中でモータースポーツの中止や延期が相次ぎ、インタープロトシリーズも当初5月9日〜10日に予定していた開幕戦の開催を延期していた。

 そして約2カ月後の7月4日、インタープロトシリーズは、“絶対に感染者を出さない”を必須条件に掲げ、予選決勝を含めて1日で全スケジュールをこなすフォーマットへ変更。さらに無観客レースでの開催を迎えた。心待ちにしていたファンの姿はないものの、数カ月ぶりにサーキットで聴くKurumaのエグゾーストサウンドは気持ちの高揚を誘い、レース界における日常を少しだけ取り戻せたような気にさせてくれた。

 K-tunes Racingのインタープロトシリーズ2020年シーズン、そのドライバーラインナップは3年目の今年も不変。つまりはプロフェッショナルクラスに中山雄一選手、ジェントルマンクラスが末長一範チーム代表というタッグで、さらなる飛躍を誓いシーズンを迎えていた。

 7月4日、ジェントルマンクラスにエントリーしていた末長選手が急遽欠場となったため、K-tunes Racingのシーズンは、プロフェッショナルクラスの予選から始まった。

 朝から降っていた雨が激しさを増しているなかで20分の予選をどう走るかが至上命題だが、初年度から参戦している中山選手の経験値をもってすれば問題はない。しかし、前日の走行でマシンの調子が芳しくない状況であることを懸念していた。「事前テストで何回か走れる機会を設けてもらっていて、なかには雨の走行もあったんです。そのときはいい感触で終わっていたんですけど、今回来てみたら、ガラッと変わっていたというか、路面のコンディションとクルマがマッチしない部分が出てきて、それが直りきらないまま予選を迎えることになってしまいました」(中山選手)。

 雨量は変わらず、風も強いという天候のなか、中山選手は3周目に1分59秒968を記録して4番手までポジションを上げる。トップの#44平川亮選手が記録した1分58秒956をターゲットにさらなる追い上げを見せたいところだったが、残り10分を切ったところで雨、風ともにさらに激しくなり予選は中断。5分後にコースオープンとなったが走行時間の延長はなく、残り4分52秒での逆転はならず、4番グリッドからのスタートとなった。

 終日雨と思われた天気は曇りとなり、予選とはうって変わり決勝レースはドライコンディション。全車がスリックタイヤを装着し、グリッドに並んだ。

 スタート後、上位では平川選手と#3阪口晴南選手が激しい競り合いを見せ、ダンロップコーナーで阪口選手がトップを奪取。3番手を行く#32坪井翔選手、そのすぐ後ろで中山選手は上位を虎視眈々と狙っていく。しかし、あがっていたはずの雨がまた降り始め、路面はドライとウェットが混在する難しいコンディションのなか、レースは2周目に入っていく。4番手で戻ってきた中山選手だが、2周目のTGRコーナーでコースアウトを喫してしまう。巧みなリカバリーでポジションを落とすことなく4番手のままコースに復帰し、前を行く#55関口雄飛選手を追う。

「ドライコンディションでスタートしましたが、雨が降ったりやんだりして、コース上も乾いているところがあったり、濡れているところもある。そういった状況が毎周、刻々と変わっていくという難しいレースでしたね」(中山選手)

 目まぐるしく変わるコンディションの中、後方にジリジリと迫ってきた#16ロニー・クインタレッリ選手、さらに阪口選手のアタックに防戦するもままならず、先行を許して6番手まで順位を落としてしまう。不運はさらに続く。5周目のTGRコーナーで再びコースアウト。レースに復帰しようとマシンをコースに向けたところへ、同じようにコースアウトしてきた#7野尻智紀のマシンと接触。これにより足まわりに大きなダメージを負ってしまう。中山選手とK-tunesRacingの第1レースはここでジ・エンド。マシンの修復は間に合わず、第2レースは無念の未出走となってしまった。

 まさに不完全燃焼の一語に尽きる第1大会だったが、次戦はインタープロトシリーズとしては初となる鈴鹿サーキットでの開催。「富士とはコースレイアウトも違うし、インタープロトがどういうレースになるか想像もつかないけど、楽しみですね(中山選手)」。中山選手、そしてジェントルマンクラスの末長選手とともに、初めての鈴鹿で記憶と記録に残る戦いを見せてほしい。

Driver’s voice
中山雄一選手のコメント

「今シーズン、走り始めた段階から去年までのいいクルマの調子というのがなくて、その理由がいまいち掴めていなかった。チームのメンバー変更があって、僕も一から始めるような気持ちでクルマとしっかりと向き合ってきました。インタープロトには初年度から参戦して、長いことやっていますが毎シーズン、チャレンジすることが多いですね。あらためてやればやるほど勉強になるシリーズだと感じました」


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