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国内レース他 ニュース

投稿日: 2021.08.13 22:12
更新日: 2021.08.13 22:16

スーパーフォーミュラ・ライツの出場資格が2022年に拡大。F2/SFのランキング7位以下が出場可能

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国内レース他 | スーパーフォーミュラ・ライツの出場資格が2022年に拡大。F2/SFのランキング7位以下が出場可能

 JAF日本自動車連盟は、8月13日で2022年日本レース選手権規定改正について発表した。このうち、全日本選手権の中では全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権について改正が加えられ、ドライバーの参加資格が変更された。これまでよりもFIA-F2、全日本スーパーフォーミュラ選手権に出場した経験をもつドライバーへの門戸が広げられている。

 今回発表された日本レース選手権規定改正については、地方選手権についての細かな改正に加え、第16条について改正が加えられた。内容は全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権の参加資格に関するもので、変更は下記のとおりだ。

第16条 ドライバーの参加資格

1. (略)
2.SFL
国内競技運転者許可証Aもしくはそれと同等以上の所持者または、限定国内競技運転者許可証A所持者の内、JAFスポーツ資格登録規定第2条2. 8)に該当する者が参加できる。

国際格式競技の場合は、国際競技運転者許可証B以上の所持者とする。ただし、次のいずれかに該当する者は参加できない。

1)当該選手権統一規則に定める当連盟への公式登録申請時にFIAスーパーライセンスを所持している者。
2)2019年〜2020年のF2またはSFにおいて、シリーズランキング上位8位までの者。

 このうち、今回改正されたのは第16条2. 2)で、下記のようになっている。

2)2021年のF2またはSFにおいて、シリーズランキング上位6位までの者。

 つまり、これまでは過去2年間のFIA-F2、もしくはスーパーフォーミュラで、ランキング8位に入っていたドライバーはスーパーフォーミュラ・ライツに出場することができなかった。しかし2022年からは、2シーズン前までの成績は問われず、1シーズン前のF2、SFの成績でもシリーズ7位以下は出場できる。

 大きなダウンフォースをもつスーパーフォーミュラ・ライツは近年スーパーフォーミュラ、GT500への登竜門として重要なカテゴリーとなっており、SFに出場できなくともスーパーフォーミュラ・ライツでSFやGT500へのスキルを学ぶことができる。また、ここ2年はコロナ禍のためなかなか実現できていないが、外国人ドライバーがスーパーフォーミュラ・ライツで日本のコースや特徴を学び、その後に活かすことができるのは、サッシャ・フェネストラズが示したとおりだ。

 近年はGT3のダウンフォースも増えていることから、GT300で活躍するためにもSFLは重要で、スーパーフォーミュラ・ライツは日本の若手ドライバー、さらに日本でのチャンスを狙う外国人ドライバーには注目のカテゴリーとなっている。今回の緩和がエントリー増加に繋がることを期待したいところだ。


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