更新日: 2023.02.03 16:52
埼玉トヨペットGreen Brave、2023年のスーパー耐久はGRスープラGT4にスイッチ。ST-Z参戦へ
2月3日、スーパーGT GT300クラスに参戦する埼玉トヨペットGreen Braveは、2023年のモータースポーツ体制を発表した。2013年から挑戦を続けているスーパー耐久シリーズでは、2022年まで使用したトヨタ・クラウンRSに代わり、新たにトヨタGRスープラGT4を使用し、激戦のST-Zクラスに挑戦することになった。
埼玉トヨペットは『多くの人たちにクルマの楽しさを伝える』、『パドックで一番ファンサービスするチームを目指す』、『サービスエンジニア(店舗メカニック)とともにレースを戦う』という活動方針のもと、2013年1月にGreen Braveを結成。今季で11年目となる。
結成から長年挑戦を続けているスーパー耐久は、これまでトヨタ86でのST-4参戦、そして2015年から投入したマークX、2020年から投入したクラウンRSでのST-3クラス挑戦とチームにとっては主戦場とも言えるカテゴリー。特にST-3ではオリジナルマシンでの挑戦を続けてきた。
そんな埼玉トヨペットGreen Braveだが、2022年最終戦限りでクラウンRSでの参戦を終えることを発表しており、次なるマシンが何になるのか注目を集めていたが、2月3日に発表されたモータースポーツ活動のなかで、GRスープラGT4を使用することが明らかにされた。チームはトヨタ純正レーシングカーで参戦することで、店舗メカニックの技術を最大限に活かすことを目標とする。
ドライバーはST-3から不変で、チーム結成当初からともに戦う大ベテランの服部尚貴、そしてスーパーGTでもドライブする吉田広樹と川合孝汰というトリオに加え、もう1名を起用する予定だという。
また埼玉トヨペットGreen Braveでは、スーパーGT、スーパー耐久に加え、TOYOTA GAZOO Racing GR86/BRZ Cupは吉田広樹がプロフェッショナルシリーズに出場。タイヤはブリヂストンを使用する。スーパーGT、スーパー耐久、GR86/BRZ Cupでは、埼玉県のマスコット『コバトン』と『さいたまっち』があしらわれ、全国のサーキットで埼玉の魅力をPR。チーム埼玉の⼀員として戦っていく。
また、昨年まで行われてきたGB CAMPはGR Garage浦和美園に移管され、新たに『GR Garage 浦和美園CAMP』として実施する。今シーズンはTOYOTA GAZOO Racing Yaris Cupに限定し、参戦を希望するアマチュアドライバーに出場機会を提供。これまで培った経験を活かし、GR Garage 浦和美園とGreen Braveのシナジー効果を活かした取り組みを行っていく。
3カテゴリーの参戦体制は下記のとおりだ。
埼玉トヨペットGreen Brave
2023年スーパー耐久シリーズ参戦体制
参戦クラス:ST-Z クラス
マシン:GR Supra GT4
参戦車両名:埼玉トヨペットGB GR Supra GT4
エンジン:トヨタ(3.0リッター・直列6気筒ターボ)
ドライバー:TBN/服部尚貴/吉田広樹/川合孝汰
チーフエンジニア:近藤收功(モータースポーツ室)
チーフメカニック:古川寛⼤(モータースポーツ室)
メカニック:稲川和毅(モータースポーツ室)、TBN(店舗メカニック)
チーム代表:青柳浩(モータースポーツ室)
TOYOTA GAZOO Racing GR86/BRZ Cup
ドライバー(プロフェッショナルシリーズ):吉田広樹
マシン:GR86 Cup Car Basic
タイヤ:ブリヂストン
チーフエンジニア:坂本貴⼤(モータースポーツ室)
チーフメカニック:坂本貴⼤(モータースポーツ室)
メカニック:TBN(店舗メカニック)
チーム代表:丸⼭恵介(モータースポーツ室)
GR Garage 浦和美園 参戦概要
TOYOTA GAZOO Racing Yaris Cup 東日本シリーズ
エントラント名:GR Garage 浦和美園 with GB
マシン:Yaris Cup Car
参戦⾞両名:GR Garage 浦和美園CAMP Yaris
Yaris GR Garage 浦和美園CAMP(ドライバー):TBN
チーフエンジニア:佐藤潤(GR Garage 浦和美園)
メカニック:室井飛鳥(GR Garage 浦和美園)、TBN(店舗メカニック)
チーム代表:佐藤潤(GR Garage 浦和美園)