更新日: 2016.09.20 16:58
ロズベルグ「ルイスのせいでレースが台無しに」:メルセデス日曜コメント
2015年F1中国GPの日曜決勝で、メルセデスのニコ・ロズベルグは2位だった。
■メルセデスAMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム
ニコ・ロズベルグ 決勝=2位
フェラーリに勝つことができて嬉しい。マレーシアの後、チームはとてもいい仕事をしてくれた。
でも今日は少し悔しい思いをしている。予選でルイス(・ハミルトン)につけられたわずか100分の4秒の差が最終的にどれだけ大きな影響を及ぼすのかを思い知ったんだ。
ルイスはミドルスティントでタイヤをかなり労わって走った。それによって(ペースが遅くなったために)僕は(セバスチャン・)ベッテルにすぐ後ろまで迫られるという危険にさらされることになったんだ。ベッテルは新品タイヤを履いてアンダーカットしようとしたから、チームは僕をフェラーリの前の位置に戻すために2回目のピットストップを早めた。それはうまくいったけれど、最後のスティントが長くなってしまい、終盤はタイヤがだめになってきた。
いろんなことについてこれからじっくり話し合う必要がある。そうはいっても、状況を変えるのは僕自身だ。土曜日にもっといい仕事をする必要がある。
(記者会見でハミルトンが「ニコのレースをコントロールしたりしていない。自分自身のレースをコントロールしていただけだ」と発言したのを受けて)今、ルイスはトップを走っている時に自分のことを考えてペースをコントロールしていたと言ったけれど、それは面白い話だね。
(ハミルトンのペースが遅かったことが)不必要に僕のレースにダメージを与えた。ゆっくり走らなければならなかったことでセバスチャンにかなり接近されてしまったんだ。
まず不必要にセバスチャンとの差が縮まることになり、その結果、彼をカバーしなければならなくなり、レースタイムを大幅に失うことになった。スティントがかなり長くなってしまったために、レース終盤にはタイヤがだめになった。僕としては不満に思っている。