2015年F1カナダGPの日曜決勝で、フォース・インディアのニコ・ヒュルケンベルグは8位、セルジオ・ペレスは11位だった。
■サハラ・フォース・インディアF1チーム
ニコ・ヒュルケンベルグ 決勝=8位
最終的に4ポイント獲得できてとても嬉しい。間違いなくポジティブな結果だ。
僕にとってはあまり動きのないレースで、単独で走っている時間がほとんどだった。セバスチャン(・ベッテル)とのバトルだけが例外だった。後になって考えると、僕はセブに対してあれほど必死になってディフェンスするべきではなかったのだろう。でも実際コース上で競っているときには、戦わずにポジションを諦めるなんてことはできない。
彼はアウト側のラインを取り、僕はイン側を走り、ダートとマーブルの上でブレーキングした。彼が来るのが見えたけれど、彼は僕の行き場を残してくれなかったので、接触を避けるためにブレーキを踏み続け、リヤのコントロールを失い、スピンした。幸いレースを続けることができ、さほど時間もロスしなかった。
全体的に見るとポジティブな週末だった。VJM08は常に優れたパフォーマンスを発揮しているし、チームは速さを向上させるために努力し続けている。この数戦いい流れできている。チェコ(ペレス)はモナコで入賞し、僕は今日ポイントを取った。僕らは進歩しているということだし、ランキング5位(のロータス)との差が縮まってきている。シーズン後半は面白いことになりそうだ。
セルジオ・ペレス 決勝=11位
きついレースだった。今日の僕には入賞圏内でフィニッシュできるだけの速さがなかった。
ファーストスティントではアンダーステアがひどく、前のグループを追いかけることができなかった。主な相手はレッドブル勢で、(ダニエル・)リカルドの前には出たが、(ダニール・)クビアトに匹敵する速さを発揮するのは難しかった。
レース終盤はタイヤ、ブレーキ、燃料をセーブしなければならず、確実に完走することだけを考えて走るしかなかった。