日本GPの週末に先立つ10月6日、MotoGPの現チャンピオン、ホルヘ・ロレンソが、シルバーストンで2014年型のメルセデスF1カーをドライブした。
ロレンソにとって初めてのF1マシンでの走行は、両者共通のスポンサーであるモンスター・エナジーの計らいにより、シルバーストンのグランプリコースの南半分を周回する「インターナショナル・サーキット」で行われた。
ラップタイムは公表されなかったものの、MotoGPで世界選手権タイトルを3度獲得してきたロレンソは、彼自身のパフォーマンスに満足したという。
「素晴らしい一日をすごせたよ。特に最後のランでのラップタイムには、心から満足している。エンジニアの話によると、僕のタイムは十分に競争力のあるものだったそうだ」
メルセデスのトラックエンジニア、リチャード・レーンは、ロレンソと仕事をするのは「すばらしい」経験だったと述べた。
「ガレージに姿を見せた瞬間から、彼はやる気満々で、早くクルマに乗り込みたくて仕方がないように見えた。それぞれのランの間に、彼はじっくりとデータを検討し、改善できる部分はどこかを探していた」
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