2015年F1イタリアGPの土曜予選で、ザウバーのマーカス・エリクソンは10位、フェリペ・ナッセは12位だった。
■ザウバーF1チーム
マーカス・エリクソン 予選=10位
全体的に見ていい一日だったよ。予選で強力なパフォーマンスを発揮してQ3に進出できたんだ。チームの全員がいい仕事をした。
マシンのセットアップの面で正しい方向に進み、週末の中で予選で一番力を発揮できた。すごく嬉しい。ただ、Q3の走行でミスをした。つまり本当ならもっといいタイムを出せたということなんだ。それでも最終的にトップ10に入れたから、明日はポイントを獲得できるチャンスが十分ある。
(Q1でニコ・ヒュルケンベルグのアタックを邪魔したとして3グリッド降格のペナルティを受けたことに関して)基本的に僕らのチームでは、チームがピットボックスのスクリーンで、他のドライバーがクイックラップ中とかスローラップ中とかいう情報を得たら、それを無線で僕に伝えてくれるシステムになっている。
つまりスローラップ中の僕に、他のマシンが来ているとか、アタック中だとか、同じペースだよとか、そういうことをチームが教えてくれるわけだ。
僕はフェラーリ2台の後ろで自分のアタックの準備をし、スイッチの変更をしていた。パラボリカから立ち上がった時にニコがすぐ後ろにいるのが見えたんだ。彼がフライングラップなのかどうか知らなかった。後ろからアタック中のマシンは来ないと言われていた。
確かにリプレイを見ると、よくない状況だと分かるけど、あの時は彼が来るのを知らなかったんだ。ペナルティを科されたのは理解できる。
フェリペ・ナッセ 予選=12位
何よりマシンバランスの感触がよかったので、マシンの力を最大限に引き出すことができた。Q3に進出できるとかなり自信を持っていたのに、Q2での2回目の走行でミスをして、そのラップを断念しなければならなかった。
とはいえポイント獲得が狙える、いいポジションだと思う。