DTMドイツ・ツーリングカー選手権がニュルブルクリンクで開催。10日に行われた第14戦は、ロバート・ウィケンス(メルセデスAMG C63 DTM)が今シーズン初勝利を飾った。
前日のリベンジとばかりにマルコ・ウィットマン(BMW M4 DTM)が予選でポールポジションを獲得。ポール・ディ・レスタ(メルセデスAMG C63 DTM)が0.116秒差で2番手、ウィケンスは3番手につける。
7万8千人が駆けつけた決勝レース。好スタートを見せたのはディ・レスタ。ウィットマンを交わしホールショットを決める。4番手スタートのルーカス・アウアー(メルセデスAMG C63 DTM)もウィケンスを抜き3番手に。
1周目終わりで後方にいたアウディ勢のマイク・ロッケンフェラーとレネ・ラストはタイヤ交換へと向かう。
ウィットマンを激しく攻めていたアウアーだったが6周目に単独スピン。コースに復帰するも優勝争いから脱落。後方の脅威がなくなったウィットマンはトップを行くディ・レスタに遅いかかかる。
3番手のウィケンスは13周目終わりでピットインへ。
テイル・トゥ・ノーズで争うディ・レスタとウィットマン。15周目の1コーナーでウィットマンがインを差しトップを奪い返す。16周目終わりでふたりは同時にピットインへ。
ウィットマンはタイヤ交換組のトップでコースへと復帰。作業が少し遅れたディ・レスタはアウグスト・ファーフス(BMW M4 DTM)、ウィケンスの後ろでピットアウトする。
18周目にウィケンスはファーフスを交わすとその勢いで19周目の1コーナーでウィットマンを攻略。