ホンダは12月3日にツインリンクもてぎで開催するファン感謝イベント『Honda Racing THANKS DAY 2017』の開催概要を発表。第101回インディアナポリス500を制した佐藤琢磨がオーバルコースでデモランを行うことを明らかにした。
今年で10回目の開催となるホンダ・サンクスデーは国内外の二輪・四輪カテゴリで活躍している選手やマシンが集結し、デモランや同乗走行などを行うイベントで、例年多くのファンが詰めかける。
そんなサンクスデーが今年も12月3日(日)に開催される。さらに今回は幅広い層のファンにモータースポーツの魅力を体感してもらうべく、入場無料(一部有料エリア、有料プログラムあり)での開催に。
当日はマクラーレン・ホンダF1のストフェル・バンドーンや、チームのアンバサダー兼リザーブを務めるジェンソン・バトンのほか、MotoGPを戦うマルク・マルケスとダニ・ペドロサ、2018年からMotoGP最高峰クラスに参戦する中上貴晶らが登場する予定。
そのほか道上龍などWTCC世界ツーリングカー選手権を戦うドライバーに加え、小暮卓史や山本尚貴、ピエール・ガスリーなどスーパーGTや全日本スーパーフォーミュラ選手権で活躍するドライバー、高橋裕紀、秋吉耕佑ら全日本ロードレース選手権で活躍するライダーたちも登場し、同乗走行やトークショー、デモランなどに参加する。
そして、今年最大のトピックスと言えるのが第101回インディ500を制した琢磨によるデモランだ。
当日、琢磨はともに栄光を手にしたアンドレッティ・オートスポートの26号車ダラーラDW12で、2010年までインディジャパンで使われていたスーパースピードウェイを走行する予定。
このオーバルコースは2011年に発生した東日本大震災の影響で路面にうねりが発生したため、以降はレースなどでは使用されてこなかった。今回のデモランが実施されれば、日本のファンは久しぶりにオーバルの興奮を間近に味わえることになりそうだ。
なお、イベント当日の模様は株式会社アマネク・テレマティクスデザインが提供するデジタルラジオ放送サービス『Amanekチャンネル』で放送される予定。現地に足を運べないという方でも、これを活用すればイベントを楽しめる。
イベントの詳細は『Honda Racing THANKS DAY 2017』の公式ホームページで随時更新される予定。『Amanekチャンネル』の視聴方法やサービス提供エリアなどはAmanekチャンネルのホームページまで。