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海外レース他 ニュース

投稿日: 2018.01.17 20:25
更新日: 2018.01.17 20:29

フォーミュラE:高星明誠、アタックできず総合18番手も「良い経験ができた」

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海外レース他 | フォーミュラE:高星明誠、アタックできず総合18番手も「良い経験ができた」

 フェリックス・ローゼンクビスト(マヒンドラ・レーシング)の歓喜の優勝で幕を閉じた第3戦マラケシュePrixの翌日、フォーミュラEルーキーテストが同地で開催された。このテストに“強豪”ルノー・e.ダムスから参加した高星明誠は「シミュレーターの方が難しかった」とフォーミュラE初走行の感想を語った。

 今回行われたテストの舞台はムーレイ・エル・ハッサン・サーキット。テスト前日の1月13日(土)にフリープラクティス、公式予選、決勝が行われたマラケシュePrixの舞台その場所だ。

 テストに参加したドライバーはF1やスポーツカーレース、ミドルフォーミュラなど、さまざまなカテゴリーで戦ってきた粒ぞろいの強者ドライバー達だが、日本のファンがもっとも注目していたのは、やはりルノー・e.ダムスからテストに参加することになった高星だろう。

 2018/19年のシーズン5から、ルノーに変わってニッサンがフォーミュラEにワークス参戦することがほぼ確実となっているなか、そのニッサン/ニスモの契約ドライバーで2017年の全日本F3選手権チャンピオンとなった高星が今回テストに抜擢された。

 好天に恵まれた13日とは一転して、どんよりとした厚い雲に覆われやや肌寒いコンディションとなった午前のセッションが14日(日)9時にスタート。

 多くのドライバーたちがセッション開始前からピットガレージでエンジニアたちと話をしていたが、高星が姿を見せたのはセッション開始直後だった。

 ルノーe.ダムスのレーシングスーツに身を包んだ高星はマシンに乗り込み、エンジニアとマシンの最終チェックを開始。そして9時06分過ぎにピットからコースインすると、まずは1周コースを周ってピットイン。その後は用意された2台のマシンを交互にドライブしフォーミュラEマシンの感触を確かめながら周回を重ねていった。

 セッション後半に降り出した小雨の影響で徐々にコースに出るマシンが少なくなっていくなか、12時過ぎに3時間に及ぶ午前のセッションが終了。

 高星はこのセッションで33周をラップし、23周目に1分23秒052というパーソナルベストをマーク。午前トップのポール・ディ・レスタ(パナソニック・ジャガー)から0.709秒差の10番手につけた。

”TAK”のステッカーが貼られたニラコス・プロストの8号車
”TAK”のステッカーが貼られたニラコス・プロストの8号車
2017全日本F3選手権王者となった高星明誠
2017全日本F3選手権王者となった高星明誠
高星はテストでニコラス・プロストのマシンをドライブした。
高星はテストでニコラス・プロストのマシンをドライブした。


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