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海外レース他 ニュース

投稿日: 2018.03.08 16:52
更新日: 2018.03.08 16:53

WTCR:カンポス・レーシング、新生クプラで参戦。オリオラとフィリピのペアに

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海外レース他 | WTCR:カンポス・レーシング、新生クプラで参戦。オリオラとフィリピのペアに

 WTCC世界ツーリングカー選手権の最年少優勝記録保持者で、TCRインターナショナルではフロントランナーとして活躍したペペ・オリオラが、古巣となるカンポス・レーシングとともに2018年創設のWTCRワールド・ツーリングカー・カップに参戦することを発表。先ごろ新ブランドへの刷新をアナウンスした『セアト・クプラTCR』をドライブする。

 2014年までWTCCにエントリーし、その後の3年間はクラフト・バンブー・ルクオイル・チームでTCRインターナショナルに参戦。セアト・レオンTCRをドライブしてきた23歳のオリオラは、WTCRへの挑戦に際しWTCC時代をともに過ごした経験のある古巣カンポス・レーシングに復帰することを決めた。

 スペイン出身のオリオラが母国のチームで走らせるのは、こちらもスペインのマニュファクチャラーであるセアトとなり、同社の新たなパフォーマンス・ブランド『クプラ』の名を冠した2018年モデルとなる。

 あわせて、そのオリオラのチームメイトには、こちらもWTCC経験のあるジョン・フィリッピが起用されることも決まった。

「僕にとって複雑で困難な1年になるかもしれないが、この機会が得られて光栄だ」と、慎重な言葉を口にしたオリオラ。

「クプラが与えてくれた機会を最大限に活かしたい。彼らはいつも僕を助けてくれて、当初から僕をドライバーとして信頼してくれていたので、その気持ちにトラックで報いたい」

「また、100%スペインのチームでWTCRに参戦できることも本当にうれしい。彼らとは長年、お互いをよく知る間柄だし、その事実がチャンピオンシップでは有利に働くボーナスになるだろう」

 セアトスポーツの代表を務めるジェイミー・プイグも「オリオラとクプラTCRでWTCRに参戦できることを喜んでいる」と、歓迎の言葉を続けた。

「彼のレースをWTCRで見られるのは非常に楽しみだ。彼はドライバーとしてWTCC時代を通じて開発が進んだセアト・レオンWTCCで成長し、その後のTCRでは大きな成功を収めた。彼の加入はクプラにとっても大きな資産となるに違いない」

 一方、フランス・コルシカ島出身でこちらも23歳のフィリピは、セバスチャン・ローブ・レーシングからカンポス・レーシングに復帰。自身5年目となる世界的ツーリングカー・シリーズフル参戦を決めた。

「またカンポス・レーシングとこうしてふたたび契約することができてうれしいよ。彼らは2017年の終わりに連絡をくれて、この魅力的なプロジェクトに関与しないかと誘ってくれたんだ」とフィリピ。

「新しいクプラのマシンに乗って、最初の数ラップを走るのが本当に楽しみだ。この2018年のWTCR参戦は、僕のキャリアのうちでも最大の挑戦のひとつになるだろうね」

セアト・レオン・カップレーサー、同TCRに続くアップデートモデルとなる『セアト・クプラTCR』
WTCC時代をともに過ごしたカンポス・レーシングから、WTCR参戦を決めたぺぺ・オリオラ
2014〜16年までカンポスに所属し、17年はSLRでWTCCに参戦したジョン・フィリピ(左)


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