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海外レース他 ニュース

投稿日: 2018.11.13 18:08
更新日: 2018.11.13 18:12

新規創設のTCRオーストラリア、初年度カレンダーは全7戦。豪州SC併催はならず

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海外レース他 | 新規創設のTCRオーストラリア、初年度カレンダーは全7戦。豪州SC併催はならず

 南半球のオーストラリア大陸で2019年から新たにスタートするTCRの国内選手権、TCRオーストラリアの2019年カレンダーが発表された。ラウンド数は全7戦。同国を代表する人気シリーズ、VASCヴァージン・オーストラリア・スーパーカーとの併催はないものの、数カテゴリーのレースを内包する『シャノン・ナショナルズ』のイベント内で開催されることとなった。

 2019年5月にシリーズ開幕を迎える新たなTCR選手権は、シドニー・モータースポーツパークで記念すべき第1戦が行われる。開幕戦を含む全イベントが同国最大のカテゴリー数を誇るモータースポーツ・シリーズで、FIA-F4やGT3選手権、LMP3を中心としたプロトタイプ・シリーズに加え、ポルシェ・カレラカップなどのチャンピオンシップ戦を開催する『シャノン・ナショナルズ』の一環として争われる。

 フィリップ・アイランド、クイーンズランド・レースウェイ、ウィントン、サンダウンなど、VASCでもおなじみのオーストラリアを代表する伝統的トラックでのレースが続き、昨年に完成しVASCラウンドも初開催されたベンド・モータースポーツパークも組み込まれた。同サーキットは11月中旬の最終戦を含め計2戦が予定されている。

 TCRオーストラリアのレースフォーマット完全版は追ってアナウンスされる予定となっており、こちらは国内のTV放映契約との兼ね合いを中心に、現在も協議が進められている。

「初シーズンのカレンダーを発表できたことは、このTCRオーストラリアにとってもひとつの節目になると言っていい」と語るのは、シリーズを統括するプロモーターとなるオーストラリアン・レーシング・グループ(ARG)のディレクターを務めるマット・ブレイド氏。

“シャノン・ナショナルズ”を運営するCAMSと組むことを選択したARGのマット・ブレイド(左)
同イベントでは小型の単座フレームにヤマハ製1300ccを搭載した”オージー・レーシング・カーズ”なども開催


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