レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

海外レース他 ニュース

投稿日: 2019.11.04 19:37
更新日: 2022.10.20 16:09

モータースポーツ・ゲームスで日本は3位タイ。濱口/笹原組がGTカップの金メダル獲得

レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る


海外レース他 | モータースポーツ・ゲームスで日本は3位タイ。濱口/笹原組がGTカップの金メダル獲得

 10月31日〜11月3日、イタリアのバレルンガで、FIA国際自動車連盟とSROモータースポーツ・グループが主催した新たなモータースポーツイベント『FIAモータースポーツ・ゲームス』が開催され、3日間で6競技が行われた。金メダル1個、銅メダル2個を獲得したロシアが初のチャンピオンに輝き、GTカップで濱口弘/笹原右京組が優勝した日本は金メダル1個で総合3位タイという結果となった。
 
 このFIAモータースポーツ・ゲームスは、これまで行われていた国別対抗戦のFIA GTネイションズカップから発展。GTカップ、そしてKCMG製の新シャシー『KC.MC-01』を使ったF4カップ、TCRを使ったツーリングカーカップ、ドリフト競技のドリフティングカップ、さらにカートスラロームカップ、グランツーリスモSPORTを使ったデジタルカップという6競技が10月31日から3日間に渡って争われ、オリンピックのように上位3名/組に金・銀・銅のメダルを授与。各エントラントは国ごとのエントリーとなり、国別のメダルカップも設けられる。

 イタリアのバレルンガを会場にして争われた第1回目のFIAモータースポーツ・ゲームスは、レースウイーク開始に先立つ10月30日、ローマを舞台にパレード。厳かな雰囲気でGTやTCRのマシンがパレードしたほか、出場選手が入場行進するセレモニーが行われた。

 10月31日からは各カテゴリーの競技が行われていくが、GTカップをリードしたのは。日の丸が描かれたFFFレーシングチームのランボルギーニ・ウラカンGT3を駆る濱口/笹原組日本チーム。予選でポールポジションを獲得すると、レース1では雨に苦しみ10位となったが、11月3日のメインレースでは途中雨によるセーフティカーを挟みながら、スタートの濱口、そして交代した笹原がリードを守り、見事トップチェッカー。金メダルを獲得した。

「チームが素晴らしい仕事をしてくれました。今季は多くの成績を残すことができ、とても嬉しく思います。右京選手が素晴らしい仕事をしてくれたのも大きいです。初めてのGT3カーとは思えませんでしたね」と濱口。

 また笹原も「まず、レースの機会を与えてくれた濱口選手に感謝しています。こうして素晴らしいチームと仕事ができて嬉しいですし、日本人として今日は完璧な一日を過ごせたと思います」と喜んだ。

 一方、F4カップには日本チームとして小高一斗が参戦したが、予選レースを走行できず、メインレースでは16位フィニッシュと悔しい結果に。日本チームとしては、濱口/笹原組の金メダルにより、国別対抗では3位タイという結果となった。

 国別対抗を制したのは、ツーリングカーカップでクリム・ガブリロフが金メダルを、カートスラロームカップでオレシア・バシュチェクとウラジラフ・ブシュチェフが銅メダルを獲得したロシア。イタリアとオーストラリアが2位タイ、日本とともにオランダ、ウクライナが3位となった。

オープニングセレモニーのパレードの様子
オープニングセレモニーのパレードの様子
ローマをパレードする濱口弘/笹原右京組ランボルギーニ・ウラカンGT3
ローマをパレードする濱口弘/笹原右京組ランボルギーニ・ウラカンGT3
オープニングセレモニーの様子
オープニングセレモニーの様子
開会セレモニーで入場行進した日本チーム
開会セレモニーで入場行進した日本チーム
濱口弘/笹原右京組ランボルギーニ・ウラカンGT3
濱口弘/笹原右京組ランボルギーニ・ウラカンGT3
小高一斗がドライブするKC.MG-01
小高一斗がドライブするKC.MG-01
ツーリングカーカップの様子
ツーリングカーカップの様子
濱口弘/笹原右京組ランボルギーニ・ウラカンGT3
濱口弘/笹原右京組ランボルギーニ・ウラカンGT3
表彰台の頂点に立った濱口弘/笹原右京組
表彰台の頂点に立った濱口弘/笹原右京組


関連のニュース