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海外レース他 ニュース

投稿日: 2021.10.22 17:00
更新日: 2021.10.22 13:21

トニー・スチュワートがドラッグ界に進出。美人伴侶をエースに据え2022年からNHRAフル参戦へ

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海外レース他 | トニー・スチュワートがドラッグ界に進出。美人伴侶をエースに据え2022年からNHRAフル参戦へ

 NASCARで3度のドライバーズチャンピオンを獲得し、現在もスチュワート・ハース・レーシングを率いてCupやXfinityのシリーズに参戦するトニー・スチュワートが、2022年より自らの名を冠するトニー・スチュワート・レーシング(TSR)名義で、ドラッグレース界の最高峰NHRA(National Hot Rod Association/全米ホットロッド協会)のチャンピオンシップにフル参戦すると表明した。

 TSRは来年、クラス別にトップフューエル・ドラッグスター、ファニーカーのカテゴリーで各1台がフルタイムエントリーを果たし、スチュワートの婚約者でトップフューエル通算9勝を誇るリア・プルーエットと、現在も彼女のチームメイトを務めるマット・ヘイガンを起用する。

 スチュワート・ハース名義で参戦するNASCARでの活動と並行し、2000年に創設されたTSRはダートオーバルなどで争われるミジェットカーや、現在のウイング付きスプリントカーなど数多くのカテゴリーで通算27ものタイトルを獲得してきた。

 その活動に加えてインディアナ州ブラウンズバーグにある既存の施設に追加されるNHRAのプログラムでは、今季もドン・シューマッハ・レーシング(DSR)で各クラスを戦うプルーエットとヘイガンのふたりを起用して、TSRとしてドラッグレースの領域に進出することとなった。

「(NASCARにおける)フルタイムでのドライブをやめたとき、それは終わりではなく『新しい章の始まり』だと言った。これがその証拠さ」と発表会の席上で語った“Smoke(スモーク)”ことトニー・スチュワート。

「これまでもレーシングに関することなら、あらゆる形態のカテゴリーに興味を持ってきたし、とくにドラッグレースとNHRAにはつねに注目してきた。2009年には俺がNASCARで、トニー・シューマッハーがNHRAでU.S.Army(アメリカ陸軍)のキャンペーンを代表したが、トニーの活躍には夢中になったよ」と当時を振り返ったスチュワート。

「そしてリア(・プルーエット/婚約者)と出会い、定期的にレース会場に足を運ぶようになり、彼女を通じて戦略と週末の準備をじかに見て初めて、この世界を本当に理解したんだ」

 そのTSRは、NHRAフル参戦に際して長年シリーズでトップチームとして活動するDSRの資産を引き継ぐ形態を予定している。

10月14日にシャーロットのイベント会場で発表会を催したTony Stewart Racingの面々
TSRは最高峰クラスのトップフューエル・ドラッグスターとファニーカーに各1台ずつを送り込む

■「チームとしてこのシリーズに不可欠な一部になりたいと思っている」とスチュワート


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