3月18日、2022年FIA F2の開幕戦となる第1戦サクヒールの公式予選がバーレーン・インターナショナル・サーキットで開催され、アルピーヌ育成のジャック・ドゥーハン（ビルトゥジ・レーシング）が最速タイムを記録した。日本勢の佐藤万璃音（ビルトゥジ・レーシング）は14番手。今大会でFIA F2デビューを果たした岩佐歩夢（ダムス）は、アウトラップでスピンを喫しグラベルにスタック。マシンを降り、タイム計測できずに予選を終えている。
現地時間19時30分に30分間の予選セッションが開始された。その直後、岩佐がアウトラップのターン2立ち上がりでスピンを喫し、グラベルにスタックしてしまう。これにより、予選は開始から1分経たずに赤旗が掲示され、セッションは一時中断となった。岩佐はグラベルから出ることは叶わず、ここでマシンを降りている。
現地時間19時36分に残り時間29分でセッションが再開されると、今季からアルピーヌ・アカデミーに加入したドゥーハンが1分40秒542の最速タイムをマークし、決勝レース2のポールポジションを獲得した。
決勝レース1のスターティンググリッドは予選トップ10がリバースグリッドで決定され、予選で10番手タイムを記録したフェリペ・ドルゴヴィッチ（MPモータースポーツ）がポールを獲得。FIA F2フル参戦3年目を迎えた佐藤万璃音は14番手で2022年シーズン最初の予選を終えた。レース1は日本時間20日の1時40分から行われる。
■FIA F2第1戦サクヒール予選 暫定結果
| Pos. | No. | Driver | Team | Time |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 3 | J.ドゥーハン | ビルトゥジ・レーシング | 1’40.542 |
| 2 | 10 | T.プルシェール | ARTグランプリ | 1’40.683 |
| 3 | 8 | J.ビップス | ハイテックGP | 1’40.755 |
| 4 | 6 | L.サージェント | カーリン | 1’40.760 |
| 5 | 15 | R.ボシュング | カンポス・レーシング | 1’41.000 |
| 6 | 5 | L.ローソン | カーリン | 1’41.100 |
| 7 | 2 | J.ダルバラ | プレマ・レーシング | 1’41.115 |
| 8 | 24 | J.ヒューズ | ファン・アメルスフォールト・レーシング | 1’41.121 |
| 9 | 20 | R.フェルシュフォー | トライデント | 1’41.178 |
| 10 | 11 | F.ドルゴヴィッチ | MPモータースポーツ | 1’41.210 |
| 11 | 16 | R.ニッサニー | ダムス | 1’41.218 |
| 12 | 21 | C.ウィリアムズ | トライデント | 1’41.313 |
| 13 | 7 | M.アームストロング | ハイテックGP | 1’41.354 |
| 14 | 4 | 佐藤万璃音 | ビルトゥジ・レーシング | 1’41.374 |
| 15 | 1 | D.ハウガー | プレマ・レーシング | 1’41.509 |
| 16 | 22 | E.フィッティパルディ | チャロウズ・レーシング・システム | 1’41.529 |
| 17 | 14 | O.コルドウェル | カンポス・レーシング | 1’41.752 |
| 18 | 12 | C.ノバラック | MPモータースポーツ | 1’41.865 |
| 19 | 9 | F.ベスティ | ARTグランプリ | 1’42.083 |
| 20 | 23 | C.ボリュクバシ | チャロウズ・レーシング・システム | 1’42.089 |
| 21 | 25 | A.コルデール | ファン・アメルスフォールト・レーシング | 1’42.880 |
| 22 | 17 | 岩佐歩夢 | ダムス | No Time |
