3月15日、東京都千代田区永田町の自由民主党党本部にて、自由民主党モータースポーツ振興議員連盟の定時総会が開催。総会には同連盟の加盟議員に加え、各国内モータースポーツのプロモーターたちが各シリーズにおける取り組みなどを説明したが、このなかでJAF日本自動車連盟の村田浩一モータースポーツ部長が、東京都での2024年の開催を目指すABB FIAフォーミュラE世界選手権についての進捗を言及した。
自由民主党モータースポーツ振興議員連盟は、2001年に国内モータースポーツのさらなる振興と発展を目的に発足した国会議員による連盟組織だ。同連盟は古屋圭司衆議院議員が会長を努め、モータースポーツ参戦経験もある三原じゅん子参議院議員が幹事長となり、元F1ドライバーで2021年に初当選した山本左近衆議院議員が同連盟の事務局長を務めている。
総会では、議事として各種団体から活動報告が述べられたが、このなかでJAFの村田モータースポーツ部長が、東京都とともに2024年の開催を目指すフォーミュラEについての進捗を報告した。
JAF村田モータースポーツ部長は、2022年10月にすでに発表があったとおり、フォーミュラEを東京都江東区有明にあるビッグサイト周辺で開催する予定だとし、イギリス・ロンドンにあるフォーミュラEオペレーションと交渉していると述べた。なお日程については詳細は未定ながら2024年の春先である3月末を予定しているという。
そして、この総会の翌日である3月16日以降、フォーミュラEオペレーションで開催に対する利益などを含めた決議が採択される予定で、その決定後にさらなる調整に入るということだ。2022年10月に開催場所などはすでに明らかになっていた東京でのフォーミュラE開催だが、日程について言及も行われ着々と準備が進んでおり、将来的な日本でのフォーミュラE開催が楽しみだ。
