ニューガーデンが2位に浮上【ポイントランキング】2023年インディカー第12戦アイオワ終了時点

　7月22～23日、アメリカ・アイオワ州のアイオワスピードウェイでインディカー第11／12戦のダブルヘッダーレースが行われ、第11戦、第12戦ともにジョセフ・ニューガーデン（チーム・ペンスキー）が優勝を飾った。

　ポイントリーダーとしてレースウィークに臨んだアレックス・パロウ（チップ・ガナッシ）は、第12戦で3位表彰台を獲得し、ランキングトップを維持。通算獲得ポイント数を477点に伸ばしている。

　今回のレースで新たにランキング2位に浮上したのは、今回のダブルヘッダーレースを2連勝したニューガーデン。

　ニューガーデンは、今回の2勝で前戦終了時点にランキング2位だったスコット・ディクソン（チップ・ガナッシ）を上回り、首位のパロウから80点差の2位となった。

　ランキング3位となったディクソンは、第11／12戦をともに6位でフィニッシュし、パロウから120点差、ニューガーデンから40点差の3位となっている。

　アイオワ戦を終えてランキング4位に再浮上したのは、マーカス・エリクソン（チップ・ガナッシ）。

　レース1を4位、レース2を9位で終えたエリクソンは、レース1終了時ではパト・オワード（アロウ・マクラーレン）にランキング4位の座を譲ったが、レース2でオワードを再逆転しディクソンから27点差の4位で週末を終えた。

　そして、新たにランキング5位に浮上したのはスコット・マクラフラン（チーム・ペンスキー）だ。

　レース1で2位表彰台を獲得し、レース2を5位で終えたマクラフランは、獲得ポイントを329点に伸ばし、点数ではオワードに並んだものの勝利数の差でランキング5位となっている。

　インディカー・シリーズは、1度の優勝で50ポイントを獲得することができる。さらにボーナスポイントとしては、ポールポジション獲得で1ポイント、ラップリード獲得で1ポイント、最多リードラップには2ポイントが与えられ、1レースにつき最大で54ポイントを獲得することが可能だ。

　現在ランキングトップを争うパロウとニューガーデンは、ともに今シーズン4回の優勝を挙げているが、今季パロウが優勝しているのはすべてロード／ストリートコース。

　対するニューガーデンが勝利を挙げてきたのは、すべてオーバルコースでのレースだ。

　今シーズンの残るレースは5戦だが、その内訳はロード／ストリート4戦とオーバル1戦となる。

　そのため、今回2連勝を飾ったニューガーデンが自身3度目のタイトルを獲得するためには、オーバルでのパフォーマンスはもちろん、残り4戦のロード／ストリートレースでの成績がカギになってくるだろう。

■2023NTTインディカー・シリーズポイントランキング／第11／12戦アイオワ終了時点