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F1ニュース

投稿日: 2010.07.16 00:00
更新日: 2018.02.15 21:07

「僕ならベッテルのウイングを踏んでやった」との声


 元F1ドライバー、ヨス・フェルスタッペンが、イギリスGPでのレッドブル・レーシングのフロントウイング騒動について語り、自分がウエーバーの立場なら、奪われたウイングを踏みつけてやったかもしれないと述べた。

 イギリスGP土曜フリー走行で、ベッテルのマシンに装着した新スペックのフロントウイングが破損、チームは予選に向けてウエーバー車から新ウイングを外してベッテルに与えた。ウエーバーはこれに対して怒りを表し、レースをトップでフィニッシュした直後、無線で「ナンバー2ドライバーにしては悪くないだろ」と発言、後に「こんな風になると分かっていたら来年の契約にサインなどしなかった」とも述べた。しかし後にウエーバーはチームと話し合いを行い、わだかまりは解けたと述べている。

 フェルスタッペンは、「De Telegraaf」紙の自身のコラムにおいて、ウエーバーの怒りは想像できると記している。
「ウエーバーがチームから不利な扱いを受けたと感じただろうことは想像がつく」
「チームのマネジメント陣営はトラブルを招いた。ドライバーはふたりともタイトル候補なのだ。平等に扱うべきだ」
「僕がウエーバーの立場だったらどういう行動をしたか、正直言って分からない。ベッテルのウイングを踏みつけたかもしれないな。僕が使えないのであれば、彼もそうであるべきだとね」


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