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F1ニュース

投稿日: 2012.02.03 00:00
更新日: 2018.02.16 07:07

「新フェラーリは美しいと信じたい」とデザイナー


 フェラーリのチーフデザイナー、ニコラス・トンバジスは、新車F2012の外観が「醜い」と言われることについて反論した。

 2012年のF1レギュレーションではノーズのフロントセクションの位置が下げられるが、チームとしてはシャシーセクションの位置は高く保ちたいため、多くのチームがノーズに段差を設けるデザインを用いるものと考えられている。
 ケータハム同様、フェラーリも段差ノーズのソリューションを採用した。トンバジスは、このマシンが美しくないという感想があるが自分の意見は違うと述べた。

「このマシンが醜いという声があるが、私はその意見には賛成しない」とトンバジスはフェラーリが新車発表の際に公開したビデオインタビューにおいてコメントしている。
「私にとってはノーズの段差はすでに見慣れたものだ。マシンのその他の部分も細かい仕事を積み重ねた結果出来上がったものだ」
「結局のところ、私は、醜いマシンは勝てないマシンであり、美しいマシンは勝てるマシンだと考えている。だからこれは美しいマシンであると信じたいと思っている。それについてはシーズン序盤の数戦が終わった後に再評価する必要がある」

 フェラーリは開幕戦オーストラリアGPの前に多数のアップデートを導入する予定だということだ。
「このマシンは開幕戦の前に大幅に変わる予定だ」とトンバジス。
「マシンの空力アップデートのための作業が風洞とデザインオフィスで行われている。さらに、開幕戦用のバージョンを決定するため、最初のテストにいくつか非常に重要なものを持ち込み、実験を行う予定だ」