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F1ニュース

投稿日: 2013.03.22 00:00
更新日: 2018.02.16 14:50

ウエーバーが首位発進。トラブル克服のキミが2番手


 2013年F1第2戦マレーシアGP金曜1回目のフリー走行は、レッドブルのマーク・ウエーバーがトップタイムをマークした。

 開幕戦オーストラリアとの2週連続開催となる第2戦マレーシアGPは、現地時間22日(金)に首都クアラルンプール郊外にあるセパン・インターナショナル・サーキット(1周5.543km)で幕を明けた。

 金曜午前10時(日本時間11時)スタートのFP1は晴れで気温30度、路面温度33度というドライコンディションでスタート。タイヤサプライヤ—のピレリは今回のセパンにミディアムと新しくオレンジに塗り変えられたハードという2種類のコンパウンドを持ち込んでいる。

 90分のFP1は開始30分過ぎから本格的なタイム計測が始まり、まずは2台で早めにプログラムをスタートさせたマクラーレンが1分38秒台をマークし、それに続いたメルセデスやロータスのロメイン・グロージャン、さらにレッドブルのマーク・ウエーバーらがトップタイムを更新。フェラーリはフェルナンド・アロンソが暫定4番手につけ、開幕戦で速さを見せたフォース・インディア勢もトップ10圏内でスタートを切った。

 多くのマシンが順調にスタートを切るなか、前戦ウイナーのキミ・ライコネンは、インスタレーションラップを終えるとマシンに何らかのトラブルを抱えてしまい、一時間近くをガレージで過ごすことに。その後、バッテリーの交換作業を終えたライコネンがようやくコースに復帰したのはセッション終盤を前にした残り30分過ぎだった。それでもライコネンはすぐに2番手タイムをマークすると、最後はトータル15周と挽回し、ライバルたちと肩を並べる周回数を記録した。

 セッション終盤は、多くのマシンがハードタイヤで最後まで周回。上位勢のタイヤにもグレイニングが見られるなど、各車不安定なマシンで走行を強いられるがFP1は大きな混乱なく終了。ウエーバーが中盤に出した1分36秒935がトップタイムとなり、2番手にライコネン、3番手セバスチャン・ベッテルとなった。

 4番手以下はアロンソ、ニコ・ロズベルグ、エイドリアン・スーティル、フェリペ・マッサ、ポール・ディ・レスタ、ルイス・ハミルトン、グロージャンの順となっている。