更新日: 2018.02.23 14:41
クビカ、シトロエンからWTCCに出場へ
元F1ドライバーのロバート・クビカが、2014年のWTCC世界ツーリングカー選手権にシトロエンからスポット参戦する見込みであることがわかった。
今シーズン、シトロエンの一員としてWRC2とERC(ヨーロッパラリー選手権)に参戦しているクビカは、来年シトロエンが走らせる2014年規定のニューマシン『C-エリーゼWTCC』をシーズンの数戦で走らせるという。
来シーズンからWTCCにワークスチームで参戦するシトロエン・レーシングのボス、イブ・マトンがクビカに参戦のオファーをすることを認めた。
彼は、クビカが今シーズン中にマシンをテストすることになると付け加えている。
「我々がラリーでも共に何かをしているとすれば、ロバートに1戦か2戦、WTCCイベントへの出場をオファーするつもりだ」とマトン。
「若干のイベントでドライブしてもらうためにおそらくテストカーを用意することになるだろう。ただ、彼が選手権ドライバーとして来シーズンを戦うことはない」
「彼は、全戦参戦に興味は持っていない。しかし、単にドライブすることには関心があり、いくつかのアドバイスで我々を助け、経験のいくつかを与えてくれるだろう。彼もそれには興味を持っている。
クビカ自身は、今も将来についての決定を下していないが、マトンは以前からクビカのツーリングカードライブを計画に入れていたという。
「彼はまだ、いかなる開発テストも行っていない。我々が一年の最初に交わした合意では、彼にツーリングカーをドライブさせる計画があった。シーズン終了を前にテストすることを望んでいる」