更新日: 2018.02.17 07:04
クルム愛用の伊ブランド『カラカーラ1947』とは?
今年はスーパーGT500クラスのほか、WEC世界耐久選手権にも参戦するミハエル・クルムが、自ら日本での代表を務めるイタリアンバッグブランド『カラカーラ1947』。世界25カ国から410社が出展している日本最大のファッション展『第3回ファッションワールド東京』に登場したこのブランドのブースで、クルムにその魅力を語ってもらった。
カラカーラ1947は、モータースポーツからのインスピレーションを受けて誕生したイタリアのバッグブランドだ。トスカーナレザーを用いた製品は、すべてイタリアの職人の手によるハンドメイドとなっており、すでにヨーロッパでは高い人気を誇っている。
デザイナーのサイモン・ジョーダン氏は、熱心なモータースポーツファンであるとともに、かつてフェラーリのディーラーとして働いていたこともあるという生粋のフェラーリ好き。ブランド名のカラカーラ1947とは、F1成立以前の1947年、ローマのカラカーラ浴場周回コースで達成されたフェラーリにとってのレース初勝利の年号と場所から命名されたものだ。
そんなカラカーラ1947とクルムとの出会いは、2年前のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード。会場に展示されていた製品を見て「シンプルでカッコいいな」と思ったのがきっかけだという。その後、友人であるトム・クリステンセンが使用していたことなどもあり、「これを日本でも紹介しよう」とクルム自らカラカーラ1947・ジャパンの代表に就任。昨年後半に、その手で日本初上陸を実現させた。