更新日: 2018.02.16 09:55
グッドウッド2012:懐かしのF1登場。プロスト見参
6月28日から7月1日、イギリスで開催される名車の祭典、グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードが開催され、昔懐かしい往年のF1マシンも数多く姿をみせた。
このレーシングカーの祭典、グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードは、チャールズ・マーチ卿が所有する広大な私有地を使って往年の名車や珍車など、数多くのレーシングカーが姿をみせる祭典。1993年に初開催され、毎年多くのマシンが登場している。
今年もF1界からは、セバスチャン・ベッテルやジェンソン・バトン、ルイス・ハミルトンなどの現役トップドライバーをはじめ、元F1ドライバーも多数登場。また、マクラーレンやレッドブルなど現役F1マシンも登場した。
そんなグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードのF1マシンだが、オートスポーツwebでは少々マニアックなセレクトで写真をご紹介。まず御大アラン・プロストが乗り込むのは、ルノーRE40。1983年に活躍したターボF1で、プロストとエディ・チーバーがドライブ。
今回のグッドウッドでは息子ニコラスとともに参加したアラン・プロスト。ひさびさのルノーF1ドライブに興奮するファンも多かったが、白ヘルメットだったのが少々残念なところ。
また、1991年にジョーダン・グランプリのデビューマシンとして登場、ミハエル・シューマッハーの初のF1マシンとしても名高いジョーダン191・フォードも参加。「最も美しいF1マシン」の1台として数えられたアイリッシュグリーンのフォルムは今も健在。名機フォードHBエンジンが今も搭載されている。
また、90年代初頭の美しいF1マシンと言えばこちらも。現在もトップデザイナーとして君臨(ちなみに、このグッドウッドにも来場)しているエイドリアン・ニューウェイの作品、レイトンハウスCG901B。第7戦フランスGPでトップを快走、ニューウェイの名を轟かせた1台でもある。
一方、F1マシンらしからぬこんな珍車も。6輪のF1マシンと言えばティレルP34が有名だが、実戦に登場しなかった6輪車として有名なマーチ240が登場。こちらはティレルとは異なり、駆動軸を4輪に。異様にリヤが長いフォルムは今も健在だ。