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ル・マン/WECニュース

投稿日: 2012.01.29 00:00
更新日: 2018.02.16 07:01

シューベルト、ニュル24時間でBMWのワークスに


 BMW Z4 GT3の活動の中核を担うドイツのシューベルト・モータースポーツが、今季のニュルブルクリンク24時間レースでBMWのワークスチームとして参戦することが発表された。

 ニュルブルクリンク24時間レースやVLN(ニュルブルクリンク耐久シリーズ)をはじめ、FIA GT3ヨーロッパ選手権などで幅広く活躍しているシューベルト・モータースポーツは、2011年はドバイ24時間レース総合優勝、スパ24時間レース総合2位、バレンシア24時間レース総合1位を獲得した実績を持つチーム。

 これらの成績がBMWモータースポーツに高く評価され、ニュル24時間レースのワークスチームの座を得たと言える。ニュルでは2010年の総合4位がチームにとっての最高位だが、ライバルだったマンタイやシュニッツァーがいないことを考えると、今年はさらに上位の座も夢ではない。

 シューベルト・モータースポーツでは、『ニュルで最も速い女性ドライバー』とよばれるクラウディア・ヒュルトゲンがチームの中心的存在だ。今季のドライバーラインナップは発表されていないが、ニュル24時間と同じ週末にはブランズハッチでDTMドイツツーリングカー選手権が開催されることから、DTMのワークスドライバー以外の、ディルク・ミューラーらALMSに参戦するBMWワークスドライバーと、ヒュルトゲンらが中心となった顔ぶれになると予想される。

 毎年観客動員数が22万人以上となるビッグイベントのニュルブルクリンク24時間レースは5月17~20日に開催される。シューベルトが使用していたマシンを使ってスーパーGTで初音ミク グッドスマイル BMWが王座を獲得したことから、シューベルトの知名度は日本でも高まっているが、今季のニュルでその名をさらに上げることができるだろうか!?


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