レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

スーパーGTニュース

投稿日: 2011.10.14 00:00
更新日: 2018.02.16 05:24

スーパーGT予想新聞・第8戦もてぎ【SC430編】


 これまでオートスポーツ本誌でお届けしてきたスーパーGT予想新聞ですが、今回はより多くの読者の方に楽しんでいただくために(?)、ウェブで掲載しま~す。

 さて、いよいよ今週末に迫った今年のスーパーGT最終戦ですが、タイトル争いはすでに46号車S Road MOLA GT-Rと23号車MOTUL AUTECH GT-Rに絞られた。でも、このコーナーでは、そこはあんま気にしないでおこう。当てに行くにも2者択一じゃ、面白くないもんね。ということで、今回も他のレースと同様、予想のための近況をお届けしましょ。ノーウェイトでまさにガチンコだしさ。

 そんな最終戦の舞台は、今年もツインリンクもてぎ。このサーキットでは、夏休み中にタイヤテストが行なわれた。で、この時は、テスト回数が少ないブリヂストン勢もかなりの台数参加している。中でも、17号車KEIHIN HSV-010や23号車MOTUL AUTECH GT-Rは、なかなか好タイムをマークしていた。もちろんミシュラン勢も速かったみたいだし、やっぱりタイヤチョイスによって、レースの結果も変わってきそうな勢いだ。で、そのタイヤチョイスなんだけど、最近の傾向では、予選でトップ10とか入らないで、決勝に向けては自由にタイヤを選べる方が、結果が良かったりするという現象も発生中。なので、今回もQ1落ち車両に注目? でも、もてぎはオーバーテイクが難しいからね~。予選は雨も降りそうだし、どうなっちゃうんでしょ。

 それでは、メーカーごとにどうぞ!

■□ニッサンGT-R編□■はこちら
■□ホンダHSV-010編□■はこちら

■□レクサスSC430編□■
■ENEOS SUSTINA SC430
こちらも富士に引き続き、ツラかったっすな~。いや、ようやく新しいスペックのタイヤを使ってはみたんだけど、決勝ではやっぱり2回交換。しかも、1回目の交換なんて、わずか10周あまりっていうところだったもん。そんなわけで、久々のノーポイント。今回は、最終戦だし、ここまで苦しかった分を取り戻しておきたいよね。来年以降のためにもさ~。

■WedsSport ADVAN SC430
こちらは、テスト無しのぶっつけ本番ながら、オートポリスではすごい追い上げを見せましたな~。いや、予選は残念ながら最後方だったんだけど、決勝のコンディションはヨコハマタイヤにバッチリはまった。ってことで、終わってみれば7位入賞。すごいポジションの上げっぷり。もてぎでも、こりゃ天候が味方すれば、いい所まで来るかも知れないよ。

■D'STATION KeePer SC430
あ゛~。オートポリスでも、予選までは良かったんだけどね~。富士に続いてスーパーラップにも出たし、レクサス勢トップだったし。でも、決勝前のグリッドでは、すでにエンジニア陣から“こりゃダメだ"モードが漂っていたという…。今回は、天才エンジニアにとっても、1年の締めくくり。そろそろ今年の“完成形"っていうレース、見せてよね。

■PETRONAS TOM'S SC430
他陣営がタイヤのグリップダウンに苦しむ中、オートポリスでは唯一リヤに18インチのタイヤを投入したのが、こちら。ま、それでも大逆転とはならなかったけど、見せ場は大いに作ったって感じだった。アンドレ・ロッテラー選手の“ごっつぁん走り"、上手かったわ。タイトルの可能性は消えちゃったけど、もてぎは去年も勝っているってことで、今回は注目だよ。

■ZENT CERUMO SC430
前回、スーパーラップから決勝スタートに向けて選んだタイヤは、すぐダメになっちゃったけど、その後の挽回が素晴らしかったセルモ。最初のピットインは早めだったけど、その後、バックアップに用意してあったタイヤに履き替えてからのペースは、凄かった。さすが策士がいるチーム。その策士っぷりで、今回もアッと驚くようなレースをしちゃう?

■DENSO SARD SC430 ◎(デ)(か)
富士での悔しさを晴らすために、オートポリスでは加藤眞オーナーと井口卓人選手がサーキットのロッジに泊まり込みで気合を入れたサード。なのに、まさか残りわずかというところでペラシャがトラブるとは~。予選から絶好調だったのに…。石浦宏明選手の茫然自失ぶり、見てられなかった。そんな不運を吹き飛ばすレース、今回は見せてくれるよね~、きっと。

**オートスポーツweb 予想屋たちの予想**
●本誌GT担当・はるろー
本命◎:ウイダーHSV-010 対抗○:カルソニックIMPUL GT-R 大穴△:KEIHIN HSV-010
ドライではきっとブリヂストン勢が巻き返してくるはず……。そしてもてぎでは、やはりHSV-010が合っている。という訳でウイダー、ケーヒンを本命と大穴に。

●WEB編集担当・デナシ
本命◎:DENSO SARD SC430 対抗○:カルソニックIMPUL GT-R 大穴△:EPSON HSV-010
きっとPPのS Roadはコンサバなレースをするはず……と読んで、2番手DENSOを本命に。アンラッキーが途切れてくれればいいんですが。BS勢が巻き返した時はカルソニック。もてぎで伝統的に強いダンロップも来るか!?

●予想屋・貝島ねーさん
本命◎:DENSO SARD SC430 対抗○:S Road MOLA GT-R 大穴△:EPSON HSV-010
DENSOは、“53周目のジンクス”が途切れるか……!? S Roadは取材中、プリンをくれたので……(笑)。EPSONは、道上センシュの努力が報われてほしい……ってところです。