投稿日: 2012.07.31 00:00
更新日: 2018.02.23 13:30
更新日: 2018.02.23 13:30
チルトンがGP2初V。グティエレスは逆転王座に望み
(オートスポーツweb)
F1ハンガリーGPの併催レースとして行われたGP2シリーズ第9ラウンドのハンガリーは、カーリンのマックス・チルトンがポール・トゥ・ウインでGP2初優勝を飾った。
予選でポールポジションを獲得したチルトンは、グリッド最前列からのスタートを決めると37周にわたって2番手スタートのダビデ・バルセッキ(DAMS)、5番手スタートのルイス・ラジア(アーデン)というタイトルコンテンダーのふたりと激しいバトルを展開。序盤のチルトンはミディアムタイヤでスーパーソフトのふたりを抑えると、最初のピットストップでもリヤタイヤのみの交換でタイムロスを最小限にとどめるなど、レースの主導権をキープし続けた。
チルトンは終盤もトラフィックなどでバルセッキとラジアのプレッシャーを受け続けたが、タイトル争いの最中にある2番手のバルセッキはリスクをかけたオーバーテイクよりも最後は2位のポイントを受け入れフィニッシュ。結果、0.6秒差でバルセッキを振り切ったチルトンが、うれしいGP2初勝利を手にした。
日曜の第2レースは、ザウバーF1のリザーブドライバーを務めるエステバン・グティエレス(ロータスGP)が今季3勝目を挙げている。
残り3ラウンドとなった今シーズンのチャンピオン争いは、196ポイントのラジアを7ポイント差でバルセッキが追う展開で、さらにグティエレスも150ポイントとして逆転タイトルに望みを繋いでる。