レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

旧記事ニュース

投稿日: 2015.10.22 00:00
更新日: 2018.02.23 17:08

フォーミュラE第2シーズン。第1シーズンとの違いは?


 いよいよ開幕が迫りつつある、フォーミュラEの第2シーズン。マシンの全コンポーネントがワンメイクであり、最終戦までチャンピオン争いが縺れ込んだ第1シーズンからいくつかの変更点が加えられ、一体どんなシーズン、そして勢力図になるのだろうか?

 第2シーズン最大の変更点と言えば、パワートレインの自由化である。フォーミュラE初年度は、全てのコンポーネントがワンメイクにコントロールされていた。しかし今後はこれを段階的に緩め、最終的にはほとんどの部分の開発が自由化される予定となっている。その第1段階がパワートレインの自由化なのである。

 ここで言うパワートレインには、モーター(MGU)、そのモーターに流す電流を制御するインバータ、ギヤボックス、クーリングシステムなどが含まれる。モーターは独自に開発することが可能になっただけでなく、最大2基まで搭載することが可能。またギヤボックスも、1速から5速まで、各チームが自由に選ぶことができることになっている。例えば、2基のモーターを搭載することを選択したのは、DSヴァージン・レーシングとネクストEV TCRの2チームで、彼らは共に1速ギヤボックスを選択してきた。一方、チーム・アグリとアンドレッティ・オートスポートは、モーターもギヤボックスも昨年仕様のまま。パフォーマンスの向上より、信頼性を重視した結果なのだろう。その他、モーターは昨年のモノを継続使用しながら、ギヤボックスのみ新製のモノを投入してきたチームもある。チームによってその考え方が大きく分かれており、一体どの方法が成功するのか? 実に興味深いところだ。


旧記事 News Ranking

本日のレースクイーン

スタンレー レースアンバサダー
日南まみ(ひなみまみ)

旧記事 Photo Ranking

フォトランキング