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投稿日: 2014.12.14 00:00
更新日: 2018.02.23 16:10

フォーミュラE第3戦決勝:速さで魅せたベルニュ


 フォーミュラE第3戦プンタ・デル・エステePrix。上空は青空に覆われているが、風が非常に強いコンディションだ。

 予選でポールポジションを獲得したのは、アンドレッティ・オートスポーツのジャン-エリック・ベルニュ。つい先日までF1のトロロッソをドライブしていた経験をいかんなく発揮し、2番手のネルソン・ピケJr.(チャイナ・レーシング)以下を抑える、見事な走りを見せた。なお、このベルニュとニック・ハイドフェルド(ヴェンチュリ)、サルバドール・デュラン(アムリン・アグリ)にファンブーストが与えられた。

 スタート位置はポールポジションのベルニュがアウト側、2番手のピケJr.がイン側。ベルニュはスタート時の蹴り出しでホイールスピンが多く、マシンを寄せていくもピケJr.に先行を許してしまう。後方でもクラッシュはなく、全20台が無事にスタートを切っていった。

 強い風が運んできた砂浜の砂がコース上に多く、マシンは砂埃を上げて疾走していく。2周目にアウディ・アプトのダニエル・アプトがスローダウン。トラブルを抱えているようで、マシンを交換するまで、止まったり、走ったりを繰り返すこととなり、後退していってしまう。

 4周目にはこのレース初めてのクラッシュが発生。開幕戦で3位、第2戦で優勝を果たしていたサム・バード(ヴァージン)が、最初のシケインの縁石に乗り上げジャンプ! コントロールを失い、コンクリートウォールにクラッシュしてしまう。これでバードはリタイア。事故車を回収するため、セーフティカーが出動する。

 レースが再開されるのは7周目から。2番手のベルニュは、ピケJr.を激しく攻める。しかし、第1シケインをアムリン・アグリのアントニオ・フェリックス・ダ・コスタが直進。そのままエスケープゾーンにマシンを止めてしまう。ダ・コスタはこのままリタイア。レースは序盤にして、サバイバルの様相を呈してきた。

 ダ・コスタのマシン撤去のため、ふたたびセーフティカー出動。11周目にレースが再開される。


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