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F1ニュース

投稿日: 2009.05.18 00:00
更新日: 2018.02.15 13:15

ブリアトーレ「なんとしてでも解決法を見つけなければならない」


 コストキャップ制の2010年からの導入に関し、16日、FIAとチーム側の間で話し合いが持たれたが、両者は合意に至ることができなかった。この会合に先立ち、ルノーのボス、フラビオ・ブリアトーレはなんとしても解決法を見つけなければならないと主張していた。

 ブリアトーレは、レギュレーション変更そのものについても、規則の導入が十分にチームと話し合われることなく強行されたことについても非難している。彼は誰もが満足する解決法を見つけることが重要であると主張した。

「チームがF1であり、国際連盟は単に調停者であるべきだ」とブリアトーレはこの会合に先立って述べている。
「ルールは我々が作るべきだ。マックス(・モズレー)が誰にも言わずに導入するなどということはあってはならない。そのようなやり方は受け入れられない」
「FIAは毎週新しい問題を投げかけてくる。恐ろしいほど思慮なく、メダル制からディフューザーまで、さまざまな問題を我々は投げかけられてきた。こんなことを続けていくわけにはいかない。我々は従業員の職を守らなければならない」
「我々も、フェラーリも、他のチームも、FIAとの決裂を望んでいるわけではないということははっきりさせておきたい。我々はここに残りたいと思っている。ここに参戦し、将来を守りたい。我々は現在厳しい状況におり、なんとしてでも解決法を見つけなければならない。我々はモズレーに対し、論理的な条件を提案する。彼らが極めて調和的に彼らのやり方を再度修正してくれることを願う」

 2010年F1へのエントリー締め切りが5月29日に迫る中、両者は妥協案を見つけることができず、フェラーリはバジェットキャップ制の導入をとめるべく、フランスの裁判所に訴訟を起こしたことが明らかになっている。


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