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ル・マン/WECニュース

投稿日: 2011.11.09 00:00
更新日: 2018.02.16 05:55

プジョー、ブルツに感謝「挑戦の成功を祈る」


 7日、トヨタが2012年からのル・マン24時間/世界耐久選手権のドライバーとしてアレックス・ブルツと契約したことを受けて、今季までブルツが所属したプジョー・スポールは8日声明を発表し、ブルツへの感謝を述べた。

 ブルツはF1でのキャリアの一方で、1996年には初挑戦ながらTWRポルシェWSC95をドライブしル・マン24時間で優勝。2008年からはプジョーと契約し、09年にはプジョー908 HDi FAPでデイビッド・ブラバム、マルク・ジェネとともに優勝し、ル・マンでは2勝を誇っている。

 そんなブルツは4年間のプジョーでのキャリアに終止符を打ち、来季からスタートするトヨタのスポーツカーレース挑戦の“エース格”として起用されることが明らかになったが、プジョーはこれに伴い、ブルツに対する感謝を述べた。

「アレキサンダーが彼のキャリアにとって新たなチャレンジを始めるにあたり、我々プジョー・スポールは成功を祈りたい」とプジョー・スポール代表のオリビエ・ケネル。

「アレックスはまさに第一級のドライバーで、チームメイトたちとともにチーム・プジョー・トタルの多くの成功を獲得してくれた。彼は2009年のル・マン、2010年のセブリング、先日のプチ・ル・マンと、耐久レースの“グレート・クラシックス”を多く制してきた」

「彼がチームのメンバーとともに成し遂げてきたことにお礼を言うとともに、今後もこのスポーツにおいて相まみえることを楽しみにしている」

 一方のブルツも、「チームとともに過ごした多くの成功、そして輝かしい時間に感謝したい。いつもプジョー・ファミリーの一員と感じていたし、心強く感じていた」とプジョーへの感謝を述べた。

「僕はこれからも心の中でチーム、ドライバー、メカニック、エンジニアの皆で成し遂げたことを誇りに思い続けるよ」