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F1ニュース

投稿日: 2012.10.30 00:00
更新日: 2018.02.16 12:23

ベッテル、フェラーリ話によるチームの動揺を心配


 セバスチャン・ベッテルは、レッドブル・レーシングのメンバーの不安を取り除くため、彼がすでにフェラーリと将来に向けて何らかの契約を結んでいるといううわさを改めて否定した。

 ベッテルが近い将来フェラーリに移籍するための合意がなされているといううわさは繰り返し持ち上がっており、そのたびに彼は否定しているが、インドGP後、ベッテルはレッドブルのメンバーの動揺を心配し、フェラーリ行きのうわさを改めて否定した。

「マスコミがでたらめを──こんなことを言って申し訳ない──言うと、ファクトリーで不安が広がる可能性がある」とベッテル。
「でも僕の気持ちは100パーセント彼らにある。彼らが100パーセント僕をサポートしてくれていると分かっているからだ。だからこのことをはっきりさせたい。何も報告するようなことはない。僕はレッドブル・レーシングにとても満足している」

 レッドブルのチームプリンシパル、クリスチャン・ホーナーは、ベッテルのこの発言を歓迎し、ベッテルが2014年末までの現在の契約の後もチームにとどまることを願うと語った。

「セブとチームは非常に強い絆で結ばれている。両者ともに自分たちの今の状況、将来の状況について正確に把握している」とホーナー。
「セバスチャンは12歳か13歳のころからレッドブルの一員だ。彼の勝利はすべてレッドブルがデザインしたマシンで成し遂げられたものだし、彼自身このチームの一員であることにとても満足している」
「彼はチームの重要なメンバーだ。今後何年にもわたってこの関係が続くことを期待している」

 ベッテルが契約を延長すると思うかと聞かれたホーナーは、次のように答えた。
「今のレッドブルと契約したくないドライバーがいるとは思えない」


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