ペレス「ザウバーの皆への感謝の気持ちは忘れない」

　マクラーレンとの2013年以降の複数年契約が発表されたセルジオ・ペレスが、自分をF1にデビューさせてくれたザウバーに感謝の気持ちを表し、マクラーレン加入への大きな期待を語った。

　28日、マクラーレンは、来年ルイス・ハミルトンの代わりにペレスが加入、ジェンソン・バトンとともに走ることを明らかにした。

「ボーダフォン・マクラーレン・メルセデスのドライバーになることになり、わくわくし、喜んでいる」とペレス。
「マクラーレンはF1の歴史の中で最も偉大な名前のひとつだ。40年以上にわたり、マクラーレンは、すべてのレーシングドライバーが加入したいと望む、憧れの存在なんだ。マクラーレンでアイルトン・セナが何度も世界チャンピオンを獲得した素晴らしいストーリーは子供のころから知っている。その彼らが2013年からのジェンソンのパートナーとして僕を選んでくれたことを心から誇りに思う」

　ペレスは2年間を過ごしたザウバーチーム、特にチームプリンシパルのペーター・ザウバーに対して感謝の言葉を述べた。
「僕は2012年シーズン、自分のポテンシャルを発揮するために必死に頑張り、謙虚な気持ちで集中してきた。ペーター（・ザウバー）とザウバーF1チームの皆には本当に感謝している。これからもこの気持ちを忘れることはないだろう。彼らは僕を信じて、F1でレースをするチャンスを与えてくれたんだ」
「彼らは僕に力を発揮する完璧なチャンスをくれた。そしてマーティン（・ウィットマーシュ）とボーダフォン・マクラーレン・メルセデスの皆にも同様に感謝している。彼らは僕がキャリアにおいて大きなステップを登るチャンスをくれた」

　ペレスは、スポンサーのカルロス・スリムJr、家族、ファンに対しても感謝の言葉を述べている。