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国内レース他ニュース

投稿日: 2013.05.27 00:00
更新日: 2018.02.16 16:17

ポルシェカレラカップジャパン 第4-5戦プレビュー


東京. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:黒坂 登志明)とポルシェ カレラ カップ ジャパン (PCCJ) 委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2013年シリーズ 第4戦 – 第5戦を、2013年6月1日(土) – 2日(日) 富士スピードウェイ(静岡県)にて開催いたします。

 ポルシェカレラカップ ジャパン(PCCJ)の2013年第4-5戦は6月1日(土)~2日(日)、前戦と同じく富士スピードウェイ(静岡県)にて開催される。シーズン中盤の山場として、シリーズ上位を狙うカレラカップパイロットたちにとっては正念場のイベントと言える。3月に行なわれた合同テスト、4月に開催された第3戦に続く富士での開催だけに、すでにセッティングの熟成も進んでいるはず。世界最高峰ワンメイクレースの名に恥じない、ハイレベルなバトルが期待される。

 舞台となるのは高速サーキットとして知られる富士スピードウェイ。前半から中盤にかけてのハイスピードセクションと、後半のテクニカルセクションという異なるふたつのキャラクターを持つコースだけに、バランスの取れたセッティングを見つけることができなければ、よいタイムは臨めない。性能に差がないワンメイクレースであるPCCJにおいては後半のテクニカルセクション、特に最終コーナーが大きなポイントになる。国内最長のメインストレートを有効活用するためには、最終コーナーの脱出速度をできるだけ高めなければならない。

 第3戦では、目下チャンピオンクラストップの#12 小河諒と#78 近藤翼の若手ふたりが手に汗握る接戦を展開。#12 小河がポール・トゥ・ウインを飾り、シーズン2勝目を飾っている。#78 近藤はもちろん、PCCJ育成ドライバーである#14 川端伸太朗やベテラン#10 川口正敬、#19 永井宏明、#25 神取彦一郎など錚々たる顔ぶれが勝利を狙う。
 一方のジェントルマンクラスでは、ここまでの3戦でコンスタントに結果を重ねた#21 高田匠がランキングトップ。その#21 高田を、連勝を飾っている#2 田島剛や連続表彰台の#3 江本玄が追うかたちとなっている。また、8号車は櫻井澄夫のセカンドドライバーである松井孝允がチャンピオンクラスからエントリーする。松井は1987年生まれの現在25歳。2010年のフォーミュラ・チャレンジ・ジャパンでランキング2位を獲得している若手実力派である。

 なお今回の予選は、ノックアウト方式を採用。予選をQ1、Q2というふたつのセッションに分けて、それぞれの結果でグリッドを決めていく。Q1セッションは15分間行なわれ、タイムの上位8台のみがQ2に進出。10分のインターバルを挟んでQ2セッションが10分間行なわれる。このタイムによって最終的なグリッドが決定される。他車が走行するなかで上位タイムを出すためには、アタックのタイミングと、タイヤのピークを見極める力が求められる。

 富士大会のスケジュールは、専有走行が5月31日(金)10時50分~11時25分、14時50分~15時20分の2セッション、予選は6月1日(土)10時00分~10時35分の予定。第4戦の決勝レースは同日14時20分スタート予定(15周)、第5戦の決勝は6月2日(日)13時25分から15周の予定となっている。全14台の911 GT3 Cupが繰り広げるバトルは数あるワンメイクレースのなかでも迫力満点。奥深い駆け引きと丁々発止の攻防を味わってほしい。


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