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F1ニュース

投稿日: 2014.10.10 00:00
更新日: 2018.02.17 03:28

マルシャは1台のみの参戦。ビアンキに敬意払う


 マルシャは10日朝、ロシアGPでは重傷を負ったジュール・ビアンキの代役は立てず、マックス・チルトンの1台のみを走らせると発表した。

 ビアンキは日本GP決勝で頭部に重傷を負い、現在も病院で集中治療を受けている。マルシャは木曜のエントリー締め切りの際にはチルトンのチームメイトとしてリザーブドライバーのアレクサンダー・ロッシの名を記した上で検討を続け、金曜フリープラクティス1回目開始直前に、チルトンの1台のみを走らせることを発表した。

 F1にエントリーしているチームは各グランプリに2台を走らせる義務があるものの、マルシャは今回は1台のみの出場が認められるよう、F1商業面のボス、バーニー・エクレストンに緊密な連絡を取り続けていた。

「我々はソチのグランプリウイークエンドにおいて、ジュール・ビアンキを尊重し、1台のみのマシンを走らせる」とマルシャの声明には記されている。

「スチュワードに書面で2台目のマシンの参戦を取りやめることを伝えた。アレクサンダー・ロッシがソチに来ているが、今週末はマックス・チルトンのマシン1台のみを走らせることが適切な行動であると強く確信している」

「ジュールのクルーはマシンを組み立て、車検を受け、レースをできる状態に整えた。このマシンは週末を通してジュールのガレージに置くことを決めた。たとえソチに来ていなくても彼はマルシャF1チームと共にレースをしているのだという思いを強く表すため、ジュールとご家族へのサポートの気持ちを示し、我々チームとマシンは#JB17のロゴをつけて戦う」


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています