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ル・マン/WECニュース

投稿日: 2015.06.14 00:00
更新日: 2018.02.17 08:40

ル・マン24時間:夜も驚異的僅差が各クラスで続く


 第83回ル・マン24時間耐久レースは14日、スタートから16時間が経過し、トップ争いはポルシェ919ハイブリッド19号車、アウディR18 e-トロン・クワトロ9号車、ポルシェ17号車という3台に絞られつつある。

 ナイトセッションから少しずつ空が白みはじめた今年のル・マンでは、驚異的なハイペースでの接戦が続く。スタートからポルシェvsアウディが全力を尽くして戦い続ける様は、ある意味でル・マンの歴史に残るレースになっていると言えるだろう。クラッシュを喫しすぐにマシンを修復したポルシェ18号車、アウディ8号車が僅差で食らいついているが、ピットインごとに夜明けの段階で優勝争いは両ワークスの2台ずつに絞られていった。

 そんな中、新たなトラブルが起きる。序盤からハイペースを維持していた昨年優勝トリオの7号車アウディが、7時前にメゾンブランシェでリヤカウルが飛び、260周目にピットイン。カウルを変えるだけの作業になるかと思われたが、給油口周辺も確認し6分ほどの作業を強いられる。ただこれで2番手から5番手にドロップしてしまった。

 これにより、首位争いは19号車ポルシェ、9号車アウディ、17号車ポルシェという3台に変化。1〜2周差で7号車が続き、8号車アウディ、18号車ポルシェが1周差ずつ程度のギャップで続く展開となっている。


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