レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

国内レース他ニュース

投稿日: 2011.11.13 00:00
更新日: 2018.02.16 06:02

大興奮のレジェンドカップは長谷見優勝。国光2位


 JAF Grand Prix FUJI SPRINT CUPは13日、往年の名ドライバーによるENEOS SUSTINA LEGEND CUPが行われ、長谷見昌弘が終盤の大バトルを制し優勝を飾った。2位は高橋国光、3位は中嶋悟となった。

 往年の選手紹介のスタイルを経て切られたスタートではほとんどのドライバーがCR-Zのパワーアシストを使用し1コーナーに殺到するが、なんとかクリーンスタートとなりコカコーラ・コーナーへ。しかし1周目のヘアピンでは、土屋圭市と舘信秀が接触! 舘がコースアウトする場面も見られ、モニターには「#2 土屋選手には修理代支払いのペナルティ」の文字が。

 また、舘と寺田陽次郎がスタートでジャンプスタートが見られたが、場内のタイミングモニターには「#36 82 ジャンプスタートでしたがこのままいきます。あとで怒ります。」の表示が出された。

 レースは見崎清志がトップに立っていたが、3周目に津々見友彦が1コーナーで見崎をオーバーテイク。しかしその周のダンロップコーナーで津々見が後退。ここでトップに立ったのは長谷見昌弘。一方、後方では見崎と高橋国光のバトル、さらに土屋圭市、中嶋悟、鈴木亜久里が4番手争いを展開していったが、この中から中嶋が抜け出し、見崎もかわし前の長谷見、国光を狙っていく。

 6周目、国光をかわした中嶋がトップの長谷見を狙うなどトップ争いは長谷見、国光、中嶋の3台にしぼられていった。そんな中迎えたファイナルラップのストレートでは、満を持してパワーアシストを使った中嶋が長谷見をパス! しかしダンロップコーナーで長谷見がさらに中嶋を逆転し再びトップへ! さらに国光までも中嶋をパスし2番手へ浮上するなど、激しいバトルが展開される。

 そして、名誉競技長の星野一義がチェッカーを振る中、長谷見がトップでチェッカーを受け、去年クラッシュしたうっぷんを晴らす勝利を飾った。

 2位はファイナルラップで71歳とは思えないオーバーテイクを披露した国光、3位は中嶋。4位は亜久里、5位には途中ストレートで蛇行、「ストレートで2回以上蛇行したため場内清掃のペナルティ」を受けた土屋となった。