投稿日: 2014.09.21 00:00
更新日: 2018.02.17 03:02
更新日: 2018.02.17 03:02
決勝直前情報:今季一番の接戦、5人に権利あり
(尾張正博)
金曜の夜に続いて、土曜の夜も激しい雨に見舞われたシンガポール。土曜の雨は金曜よりも長く、約6時間に渡った。マリーナベイ・ストリートサーキットの路面に叩きつけた大粒の雨によって、アスファルトに付着したタイヤのラバーは完全に洗い流され、日曜朝のコースは“グリーン”な状態となっている。
地元の天気予報では、日曜の天候は「曇り、ところにより雨」となっている。レースが行われる夜の降水確率は20%と微妙な状況だ。ピレリのマリオ・イゾラ(レーシングマネージャー)によれば「ドライコンディションでレースが行われた場合、3ストップがメインの戦略となる」。ただし「シンガポールGPは過去6回すべてレース中にセーフティカーが出ているので、そのタイミングによっては2ストップでも十分勝機はある」と語る。
予選後パドックで話題となったのは、コンマ5秒差に8人のドライバーがひしめいたことだ。前戦イタリアGPではポールポジションのルイス・ハミルトンからコンマ5秒以内にいたのは予選3位のバルテリ・ボッタスまでだったから、いかにシンガポールの予選が接戦だったかわかる。
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