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F1ニュース

投稿日: 2010.10.19 00:00
更新日: 2018.02.15 23:00

韓国の予想ラップタイムは1分44秒


 今週末初めて開催される韓国GPに備え、各チームがシミュレーターで準備を行ってきた。ルノーが明らかにしたところによると、韓国国際サーキットの予想ラップタイムは1分44秒だということだ。

 反時計回りの韓国国際サーキットのシミュレーションを行った感想を、ルノーのレースエンジニア、アラン・パーマンは次のように語った。
「シミュレーションによって、最適な空力レベル、サスペンションセッティング、車高、燃料搭載量による反応を評価することができた。未知の要素はたくさんある。ターマックのグリップレベル、路面のバンプ、コースの傾斜などだ。だが事前に必要なセッティングのアイデアはしっかり得ることができた」

 ルノーのシミュレーターによると、予想ラップタイムは1分44秒。1周のうち55%を全開で走行し、平均スピードは195 km/h。トップスピードは315 km/h(ターン2と3の間の1.15 kmのストレート)、コーナーの中ではターン8が最速で、ここでのエイペックススピードは235 km/h、最も低速のコーナーはターン3で65 km/hだということだ。

 エアロセッティングについては、鈴鹿に似たものになるという。
「高いレベルのダウンフォースが必要で、我々は鈴鹿と同じウイングパッケージを使用する予定だ」とパーマン。
「ターン7、8のような高速コーナーがある。ここはセパンのターン5、6を連想させるね。ここではすばやく方向転換する必要がある。ターン7は全開でいき、ターン8はほとんど全開ぐらいのレベルだ。ロングストレートではFダクトを最大限に生かすことが重要になる。ターン1と3の入り口はいいオーバーテイクポイントになるからね」

 一方で、ターン4から6、ターン15、16など、多数の低速コーナーでのバランスも、いいラップタイムを出すには重要であるとパーマンは述べている。


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