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F1ニュース

投稿日: 2010.10.21 00:00
更新日: 2018.02.15 23:02

韓国オーガナイザーが謝罪。「来年はもっとよくする」


 韓国GPのオーガナイザーが、サーキット建設の作業の遅れに関し、F1関係者とファンに謝罪した。

 レースウイークエンドが始まる前日にもサーキットではまだ作業が行われており、オーガナイザーも理想的な状態ではないと認めた。
「コース自体はいいのだが、その他についてはあまり満足していない。作業は予定より2ケ月遅れている」とレースプロモーター、KAVOの会長、ユン-チョー・チャンは英AUTOSPORTに対して木曜にコメントした。
「したがって、すべてを終えるだけの時間がなかった。観客の皆さんには申し訳なく思っている。レースが始まっても、黒いアスファルトとマシンしか見えない状態だろうからね」
「皆にとってもっといい環境を整えたいと思っていた。来年に向けて手を打つつもりだ。もっといい環境にしたいと思っているし、来年にはそうしなければならない。ここにはレースを見るだけでなく、その他の設備を楽しむためにも足を運んでもらいたいのだ」
「皆にいいサーキットだと言っていただいている。彼らが予想していたよりよかったということだ。だが私としては残念な気持ちだ。100パーセント満足してはいない」

 彼は、ホテル等に関する苦情を受け、政府関係者と話し合いをすでに行っており、来季に向けて改善を行う予定だと述べている。

 また彼は、今年のレースが中止になるかもしれないとの懸念は抱いたことがなかったと述べている。
「レースの中止やサーキットオープンの延期を考えたことは一度もない。今日は1500人の作業員が働き、軍も助けてくれた。皆が建設作業に関わりたいと思ったのだ」


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