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国内レース他ニュース

投稿日: 2014.11.10 00:00
更新日: 2018.02.17 04:08

86/BRZ最終戦鈴鹿:谷口が今季5勝目で有終の美


 全10戦で争われるGAZOO Racing 86/BRZ RACEもついに最終戦を鈴鹿サーキットで迎えたが、優勝を飾ったのはすでにチャンピオンを決めている谷口信輝(KTMS 86)だった。予選こそ2番手だったものの、オープニングラップのうちにトップに立って逃げ切り成功。今季5勝目をマークし、有終の美を飾ることとなった。

 週末の天気は崩れると予報では告げられたものの、予選が行われた土曜日までは幸いにしてコンディションはドライをキープ。金曜日の練習走行でも2分32秒台をマークし、トップだった山野直也(CABANA BS μ86)が予選では31秒479を叩き出して、第1グループのトップに。これに織戸学(TR86クローズEXPLODE)が32秒090で続き、佐藤晋也(OTG TN滋賀86)と元嶋佑弥(KOTA-R Rn-S BRZ)もまた32秒台を記していた。

 続く第2グループでは谷口が32秒192を出してトップに立つも、きっちりクリアラップが取れず、その後いったんクールダウンを挟んだ後、2周もアタックを重ねたものの、山野のタイムは上回れず。ポールポジションを明け渡すこととなった。

「出て行った場所が悪かったのもあるけれど、直也のタイムは出ない。僕らのヨコハマよりブリヂストンとかグッドイヤーの新しいタイヤは溝が少ないから、鈴鹿みたいな高荷重なコースには強いので。まぁ決勝は雨みたいだから、平和にいきますよ」と谷口は語っていたのだが。なお、32秒台は大西隆生(オートバックスG7 86ポテンザ)と羽根幸浩(メタルラボSPEX YH86)、そして神谷裕幸(N中部ペトロナスGY WM86)も記録した。