更新日: 2018.02.23 14:36
9000馬力のトラクターが“力勝負”、欧米で大人気
欧米で人気の「トラクター・プリング」というモータースポーツをご存じだろうか。世界で最もパワフルといわれる“トラクター牽引レース”、そのあまりの豪快さが多くのファンに愛されているという。
このトラクター・プリング、もとはアメリカの農民が馬の強さを決める競技が始まりとされ、その後農民が所有するトラクターが馬の代わりとなり、さらにそのトラクターに複数のエンジンが搭載されるようになって今のレース(?)形態ができあがったとされている。
ここまで説明しても、今いちピンと来ないかたも多いと思うが、オートスポーツ最新号(auto sport No.1364)に掲載された一枚の写真を見ればきっと度肝を抜かれるはずだ。マシン自体は、NHRA(全米ホットロッド協会)のドラッグレースカーのようにも見えるのだが、驚くのは何機もの大きなエンジンが剥き出しのままフロントに搭載されているその姿だ。ドラッグカーレースのような速さとは無縁。ただより重いウエイトで牽引距離を競うのだという。
記事では、このトラクターたちがいかにとんでもないエンジンを積んでいるのかも紹介されている。それもNASCARの仕様をはるかに上回るエンジンだとか、戦闘機にも搭載されていたエンジンが何機というふうに、もうやりたい放題だ。
動画サイトで「tractor pulling」と検索すれば、何本もの動画がヒットすることにもビックリ! 気になった方は、ぜひこの機会に一度視聴することをオススメします。
auto sport 9/27号(No.1364)の詳細はこちら
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