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スーパーGTニュース

投稿日: 2012.10.28 00:00
更新日: 2018.02.16 12:21

ARTA Garaiya、クラッチトラブルで結果残せず


ARTA Project
第8戦 ツインリンクもてぎ 決勝レポート(GT300)

クラッチトラブルで結果残せず

 今朝のフリー走行では雨を想定してセットの確認走行を行った。不安は残るがまずまずの内容でフリー走行を終えた。

 午後から雨が降りだし、スタートはセーフティーカーが入ってのスタートとなった。ドライバーは高木真一。セーフティーカーランの時から高木はタイヤに熱が入りにくい事を無線で訴えてきた。しかし、高木はアンチロールバーなどの調整をしながら走行を続けた。17周目あたりからバランスも良くなり、ラップタイムが上がってきた。この時の順位は13番手だった。その後のペースは安定していたが、FIA車両との差は大きく、なかなか順位を上げる事が出来なかった。タイヤは非常に良い状態だったので、ルーティンのピットインをできる限り遅らせる作戦を取った。高木がピットに入ったのは30周目だった。タイヤは良い状態だったが、ピットインしてすぐにブリヂストンのタイヤエンジニアにタイヤの状態を見てもらったところ、問題無いと判断されたので、タイヤ無交換で松浦孝亮は後半のスティントを戦った。

 松浦は14番手でコースに復帰。すぐに12番手まで順位を上げたが、クラッチが徐々に滑る症状が出ていた。

 30周目にピットインしてマシンをチェックしたところ、クラッチにトラブルが出てしまったため、残念なリタイヤとなってしまった。チェッカーを受ける事は出来なかったが、完走扱いとなり、21位でレースを終えた。

 最終戦はチェッカーを受けてポイントを獲得したかったが残念な結果となった。残るJAF GPで最高の走りを魅せたい。今年応援して下さった皆さまに感謝申し上げます。ありがとうございました。

鈴木亜久里監督のコメント
「決勝では雨が降ってきたので、好機を探していました。結果的にマシントラブルで完走出来なかったけど、真一が前半、マシンの調整をしながらバランスを取ってくれて、しかもペースが良かったので、もしかしたら上位に食い込めるかも知れないと思っていました。だからクラッチトラブルは痛かったです。最終戦でなんとか良いところをみせたいと思っていましたが、その分をJAF GPで挽回したいと思っています。」

佐藤真治エンジニアのコメント
「自分たちなりの良いペースで走れていたのですが、最終的にクラッチが壊れてしまい最後まで走りきれませんでした。JAF GPではなんとか良い結果を出したいです。」

高木真一選手のコメント
「決勝序盤、スタビライザーやブレーキバランスを調整していて、燃料が軽くなってきたのもありますが、マシンバランスが良くなりました。タイヤの状態が良かったので無交換作戦をとりました。ピット作業も早かったので、後半のクラッチトラブルは残念でしたが、まだJAF GPが残っているので、リベンジしたいです。」

松浦孝亮選手のコメント
「後半のスティントを走り出した時からクラッチが滑る症状がありましたが、徐々に症状が悪化していきました。それでもなんとか騙し騙し走っていましたが、これ以上走る事が出


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