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投稿日: 2009.07.01 00:00
更新日: 2018.02.15 13:52

AS東日本スポーツカート第3戦:まさかのアクシデントで幕ぴの初優勝はお預け、総合優勝はまたもSAFTY FASTの手に


 オートスポーツ東日本スポーツカートシリーズ第3戦が6月27日に新東京サーキットにて開催、マイカートでの参戦となるGT1クラスは幕ぴ☆RFアオヤマ(くろごんた 選手/ルゥニィ 選手/きなみ 選手組)が順調に周回を重ねる中、前方でのスピンに巻き込まれてクラッシュ、オートスポーツシリーズ初優勝のチャンスを逃してしまった。優勝はSAFTY FAST(稲垣敦也 選手/松崎祐介 選手/谷藤英明 選手/佐藤芳春 選手組)が飾り、負けなしの3連勝。
 サーキットのカートで参戦するGT2クラスはミストラルウインズ(石井康司 選手/JUNJUN 選手/平田有一 選手/うり2号 選手組)が初優勝となった。

 新東京サーキットは全日本選手権などビッグイベントが開催されるコースということで、マイカートを持ち込んで戦うGT1クラスは今季最大エントリー数の10台、コースのレンタルカートで参戦するGT2クラスもフルグリッド、総勢91名のドライバーが集まってのイベントとなった。
 今回のレースは4時間という長丁場。季節柄、雨天の心配があったが、晴れとなり、むしろ暑さ対策が必要となる1戦だった。レース前に設けられた2時間の練習走行枠を有効に使い車両の特性を確認、チーム戦略を立てるなど、各陣営ともレースと変わらずの真剣モードで午前中を過ごしていた。

 レースはトラブルでフォーメーションラップのスタートが切れない車両が出るなど、波乱含みでスタート。以後も所々でコースアウト車両やトラブル車両などが出るものの、セーフティーカーの導入はなく、レースは仕切り直しのない“常に勝負状態”で進んで行く。GT1、GT2両クラスとも上位陣は順調に周回を重ね勝負の時を待つ。
 ところが、トップ快走中の幕ぴ☆RFアオヤマ(くろごんた 選手/ルゥニィ 選手/きなみ 選手組)が前走車のスピン車両と接触、車両に乗り上げてしまいダメージを負って脱落。好ペースでラップを続けてきたマシンの脱落で、勝負はSAFTY FAST(稲垣敦也 選手/松崎祐介 選手/谷藤英明 選手/佐藤芳春 選手組)とR2-RACING@GEN(小原正美 選手/佐久間馨 選手/糸谷 涼 選手 組)の対決となった。

 結果は同一ラップの僅差でSAFTY FASTが優勝、ここまで負けなしの3連勝を飾った。3位には開幕戦をGT2クラスから参戦したTAI-Q OYG'z(しのは 選手/8番ウッド 選手/キヨカペタ 選手/お登り 選手/V・ROSSI 選手/ジャン・キレ痔 選手/ぶんころびん 選手 組)が獲得している。

 GT2クラスは、開幕戦を3位、第2戦2位と上り調子で新東京へと乗り込んできたミストラルウインズ(石井康司 選手/JUNJUN 選手/平田有一 選手/うり2号 選手組)が悲願の初優勝。2位には今回初参戦の360R(山野 潮 選手/須藤耕志 選手/安達 慎 選手 組)が「チームワークと戦術で」表彰台フィニッシュ、3位には初参戦のScuderia Atoyoro(田村達基 選手/相楽誠一 選手/早川弘将 選手 組)が体重コントロールなどレース前からの戦略を駆使しての登壇となった。


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