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投稿日: 2010.10.12 00:00
更新日: 2018.02.15 22:52

AS MIHAMAスポーツカートシリーズ第4戦レースレポート


 オートスポーツ・MIHAMAスポーツカートシリーズ(AS MIHAMAシリーズ)第4戦、3時間耐久レースが10月11日、愛知県の美浜サーキットで開催され、マイカートを持ち込むGT1クラスは #5 傾き者(大ふへん者 選手/ノブ 選手/ハヤシ 選手/師匠 選手)、サーキットが用意するレンタルカートで争われるGT2クラスは #57 Team KOUTA.339(りょこたん 選手/しゅん 選手/カビゴン 選手)がそれぞれ優勝した。

 今シーズン、全5戦でのシリーズ戦が組まれるAS MIHAMAシリーズ。第4戦となる本大会は、AS MIHAMAシリーズ初となる3時間レースとなり、両クラス共に1回以上の給油ピットインが義務付けられるなど、一部特別規則を採用した大会となった。

 天候晴れ、路面ドライ、1周のフォーメーションラップの後、3時間先のゴールを目指してレースの幕は開けられた。

 GT1クラスでは、#5 傾き者が抜群のスタートダッシュを決めトップを走行。#3 クローバー(内野剛志 選手/榎本龍一 選手/神谷清文 選手)が追う展開となる。しかし、#3 クローバーはスタートから4分後、フェニックスコーナー入口で右リヤタイヤが外れてしまいストップ。その後マシンを修復してレースに復帰するが、順位を落としてしまう。

 GT2クラスでは、#63 チーム・ガレージプラスワン(橋本達也 選手/橋本幸也 選手/古賀新之助 選手/大川知之 選手/大川翔也 選手/北野浩正 選手)を先頭に、#57 Team KOUTA.339、#60 FXILE(河村浩司 選手/福田隼人 選手/安次富亮 選手)、#70 Team KOUTA.339_B(ひろンジョ 選手/ゆんたこ 選手/はやっきー 選手/しみっち 選手)、#61 SGP with WAKO'S(谷端伸一 選手/難波敏徳 選手/市川大祐 選手/岩田康行 選手/坂田真一 選手)のオーダーでスタート。特に、#63 チーム・ガレージプラスワンと #57 Team KOUTA.339はコーナー毎に順位を入れ替えるような激しいバトルを展開。スプリントレース並みのデッドヒートが、序盤の大きな見どころとなった。

 レース開始から20分、各チーム規定のドライバー交代回数消化のため、ピットインするチームが現れ、徐々に戦略をからめた戦いになっていく。

 GT1クラスの #5 傾き者は、その後も安定したペースで走行を重ねトップの座をキープ。トラブルにより出遅れてしまった #3 クローバーも決してレースを諦めることなく激しく追っていく。GT2クラスでは、#63 チーム・ガレージプラスワンが、スタートから25分で最初のピットイン。#57 Team KOUTA.339が単独のトップとなる。

 そしてスタートから1時間過ぎ、GT2クラス上位を走る #63 チーム・ガレージプラスワンに痛恨の車両トラブルが発生、メインストレート上でストップしてしまう。スペア車両に交換して再スタートするが、順位を落とす結果になってしまった。

 レース終盤、GT2クラストップは #57 Team KOUTA.339が後続を大きく引き離して独走状態、2位に #60 FXILE、3位は #70 Team KOUTA.339_B。2位と3位の差は1周。しかし2位の #60 FXILEはドライバー交代を1回残しており、すでに交代回数をクリアしている #70 Team KOUTA.339_Bが激しく追う展開となる。

 結局、GT1クラスでは、危なげない走りで3時間を走りきった #5 傾き者が開幕戦に続き今期2勝目。2位に #3 クローバーとなった。GT2クラスでは、2位に3LAPの差を付けた #57 Team KOUTA.339が今期MIHAMAシリーズ初優勝。2位には #60 FXILEが入り初表彰台を獲得。終盤レースを大きく盛り上げた #70 Team KOUTA.339_Bが3位に入った。

 次戦、最終戦となるAS MIHAMAシリーズは、12月11日(土)開催。2010シリーズチャンピオンが決定する。

スポーツカート情報局 -SPORTKART.info-


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