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投稿日: 2010.04.30 00:00
更新日: 2018.02.23 11:21

BMWのDTM復帰にライバルメーカーは大歓迎「ようこそDTMへ!」


 29日、BMWが2012年にDTMドイツツーリングカー選手権に復帰する方向で決定したことを受けて、DTMを運営するITR、そしてメルセデスベンツ、アウディの現参戦メーカー2社は揃って歓迎するコメントを出している。

 新たな体制のDTMが発足した当初はオペルが参戦していたものの、オペル撤退後はメルセデス、アウディの2社で支えられてきたDTM。その状況に、長年の“ラブコール”に応えてBMWが復帰を決定しただけに、同じドイツのメーカー2社、そしてITRともに大歓迎の意向を示している。

「BMWがDTMに出場する──それはずっとDTMのファンたちが待ち望んでいたことだ」と語るのはITRの代表、ハンス-ベルナー・アウフレヒト。
「他のメーカーの参加をうながすために我々はいろいろな戦略をとってきたが、それがようやく実を結ぶようだ。しかし、それにおぼれることなく、必死にDTMの新たな規則を作っていかなければならない。我々は新たな規則が正しいこと方向であることを確信している。我々は友愛の心でBMWを迎えたい」

 一方、ライバルメーカーのアウディ、メルセデスの代表たちも大歓迎のコメントを残す。

「アウディを代表して言わせてもらうよ。『ようこそDTMヘ!』とね」と語るのはアウディ・モータースポーツ代表のヴォルフガング・ウルリッヒ博士。「我々はもっとも強力なライバルになりそうなミュンヘンからのライバルが登場することを楽しみにしている。BMWはその長い伝統から、DTMにピッタリのメーカーだ。彼らは短い期間であっという間に競争力を高めてくるだろう」

 また、メルセデスベンツ・モータースポーツの代表、ノルベルト・ハウグも「DTMだけではなく、世界のモータースポーツにとって素晴らしいニュースだ」と大歓迎の様子。「DTMを守り続けてきたメルセデスとアウディの活動が正しいものだったということだね。さもなければ今日、この素晴らしいレースは存在しなかっただろう」

「我々はDTMで勝利することが何を意味するか分かっている。ドイツだけでも、先日ゲイリー・パフェットが成し遂げた勝利を2,000万人の人がテレビで視ているんだからね。これは大きな価値があることだ」


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