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投稿日: 2015.11.21 00:00
更新日: 2018.02.23 17:12

F3マカオ:予選レースはロゼンクビストが勝利


 F3世界一決定戦と称される第62回マカオグランプリは、11月21日に大会3日目を迎え、明日の決勝レースのグリッドを決する10周の予選レースが行われ、アントニオ・ジョバナッツィ(カーリン)が逆転でトップチェッカーを受けるも、ペナルティーで降格処分となり、フェリックス・ロゼンクビスト(プレマパワー)が優勝。明日の決勝レースでもポールポジションからスタートし連覇に挑むこととなった。

 どんよりとした曇り空の下、時折ぽつり、ぽつりと雨粒が落ちてくるものの、ドライコンディションのまま迎えた午後1時45分からの予選レースは10周の戦い。28台のマシンが無事グリッドへ着いたが、フォーメーションラップの開始時に山下健太(トムス)がストール。山下は再始動が叶わず、オフィシャルにピットロードに押し戻されピットスタートとなる。

 フォーメーションラップを終えた27台は、午後1時49分にレッド5がブラックアウトしてスタート。ポールポジションのロゼンクビストがトップのまま1コーナーをクリア、その背後では2番手スタートのダニエル・ジュンカデラ(フォーテック)と、4番手スタートのアントニオ・ジョバナッツィ(カーリン)が2番手を争いながらロゼンクビストに続いてリスボアに進入するが、ここで2台がもつれ合うように接触。ジュンカデラはイン側のガードレールにクラッシュし、カラム・イロットら数台が巻き込まれる多重クラッシュに。3番手にはチャールズ・レクラーク(ファンアマースフォールトレーシング)が浮上するが、ここで高星明誠(B-Max Racing team)、ニック・キャシディ(トムス)らは行き場を失い、接触は避けられたものの事故現場で動けず最後尾にドロップ。逆にピットスタートの山下は彼らに先行する格好となった。

 このアクシデントにより、オープニングラップのうちにセーフティーカーが導入されるが、このSC中に破片を踏んだ関口雄飛(B-Max Racing team)、フロントウイングにダメージを受けた金丸悠(カーリン)ら数台がピットイン、修復を受けてコースに復帰。レースは2周終了時にリスタートとなる。


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