更新日: 2018.02.16 05:43
FP3は3強の接戦を制しベッテル。中団争いも僅差
2011年F1第17戦インドGPのフリー走行3回目は、レッドブルのセバスチャン・ベッテルがトップタイムを記録。小林可夢偉(ザウバー)は13番手につけた。
予選前最後となるフリー走行は現地時間の11時から60分間のセッションが行われた。サーキットは初日に続きこの日も霞みがかった状態、スタート時の気温は28度、路面温度は35度を記録した。
セッションは、最初にハードタイヤでタイム計測を行ったベッテルとマーク・ウエーバーのレッドブル勢が終盤まで1-2態勢でリードするかたちとなり、3番手以降にソフトタイヤを履いたメルセデス勢などが続く展開で進んだ。
しかし、セッションが残り10分を切ると、ソフトタイヤに履き替えたフェラーリのフェリペ・マッサ、フェルナンド・アロンソ、マクラーレンのジェンソン・バトンが立て続けにトップタイムを更新する。
対するレッドブル勢はウエーバーがバトンを上回れなかったものの、最終アタックで唯一、1分24秒台に入れたベッテルがトップでセッションを終える。
このトップ6の3強に続いたのはポール・ディ・レスタ。フォース・インディアは、メルセデスのニコ・ロズベルグを挟んで9番手にもエイドリアン・スーティルがつけ、さらにトロロッソのセバスチャン・ブエミも10番手に入るなど、中団グループがほぼコンマ1秒差の接戦を繰り広げた。
また、彼らとコンストラクターズ6位を争うザウバー勢はエースの小林可夢偉が13番手ながらブエミには約コンマ1秒差と、こちらもこの後の予選Q3進出に向けて、まずまずの仕上がりをみせている。