投稿日: 2015.08.23 00:00
更新日: 2018.02.17 09:50
更新日: 2018.02.17 09:50
GP直送:ピレリがタイヤバースト調査の結果を発表
(尾張正博)
土曜日のフリー走行3回目の最中に、ピレリの広報がメディアセンターでリリースを配りはじめた。記されていたのは、金曜日のフリー走行2回目で起きたニコ・ロズベルグの右リヤタイヤのバーストに関する調査結果だった。その内容は以下の通りである。
1:問題が起きたメルセデスをはじめ、他チームのマシンが使用したすべてのタイヤに関して、構造上の安全性に問題がある兆候は一切見られなかった。
2:ビデオ映像によれば、ロズベルグのタイヤ問題はタイヤの構造に外部的な損傷を受けていることを意味している。
3:他チームを含むすべてのタイヤの品質をチェックしたが、何の異常も認められていない。
さらに、ピレリのモータースポーツディレクターであるポール・ヘンベリーの次のようなコメントで締めくくられている。
「この結果は、ニコ・ロズベルグのタイヤに何が起きたのか、正確に把握するための調査を行って出されたものである。今回の調査では、いかなる構造保全性の問題も確認できなかった。入手可能な情報とデータに基づき、損傷には外因があったと結論づけられる」
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