更新日: 2018.02.17 07:07
GT300は盤石の速さをみせたプリウスが開幕勝利!
スーパーGT第1戦は5日、岡山国際サーキットで82周の決勝レースが行われ、GT300クラスはレースを通して盤石の速さを披露したTOYOTA PRIUS apr GTが優勝。ARTA CR-Z GT、Audi R8 LMS ultraが続いた。
いよいよ2015年の開幕レースとなる、スーパーGT第1戦。朝の岡山国際サーキットは大粒の雨が舞っていたものの、昼前からサーキットは曇天となり、少しずつ路面は乾いていくことに。GT500クラス、GT300クラスともグリッドでギリギリまでタイヤ選択に悩まされることになった。GT300クラスでは、何台かがスリックをチョイス。また、シンティアム・アップル・ロータスはスターター、マッハ車検 with いらこん 86c-westは燃料系のトラブルでピットスタートを強いられた。
迎えたGT300クラスのスタートでは、ポールポジションスタートのGAINER TANAX GT-Rが1コーナーを守るも、2番手スタートのGAINER TANAX SLSはスリックタイヤをチョイスしたのか、濡れた路面でズルズルとポジションを落としていく。代わってARTA CR-Z GTが2番手に浮上するが、これを上回ってきたのが嵯峨宏紀駆るTOYOTA PRIUS apr GT。3周目のウイリアムズコーナーで一気にGAINER TANAX GT-Rをかわし、首位に浮上した。
一方、GAINER GT-RにはARTA CR-Z GT、さらにウエット路面で速さが光るAudi R8 LMS ultraが襲いかかっていく。8周目、12周目と相次いでかわされたGAINER GT-Rはポジションを落とし、序盤はプリウス、CR-Zとブリヂストン装着のJAF-GT勢がワン・ツーに。Audi R8 LMS ultra、さらにRacing Tech Audi R8と、アウディ勢が続く展開となった。