更新日: 2018.02.16 09:55
OAKレーシングに元PSAディレクターのケネル加入
WEC世界耐久選手権のLMP1クラス/LMP2クラスに参戦するOAKレーシングは2日、元プジョー・スポール/シトロエン・レーシングのモータースポーツディレクターを務めていたオリビエ・ケネルをディレクターとして起用すると明らかにした。
ケネルはスポーツカー耐久レースで活躍してきたプジョー・スポール、そしてWRC世界ラリー選手権で活躍するシトロエン・レーシングのモータースポーツディレクターとして活躍。チャンピオンを争う両チームを牽引してきた。
そんなケネルが、WEC/ル・マンでプライベーターのトップチームのひとつとして活躍するOAKレーシングに加入。チームの多様化する業務の中で、国際的な拡大を担うディレクターを務めることになるという。
また、ケネルは過去に日本のレースでも活躍、現在OAKレーシングでジェネラルマネージャーを務めているセバスチャン・フィリップの役割もサポートすることになる。
OAKレーシングの代表を務めているジャック・ニコレは、ケネルの加入に対し「我々のモータースポーツ活動を発展させる役割をオリビエ・ケネルに担ってもらうことになるなんて、夢にも思っていなかったよ。彼の経験と知識は、我々の活動を別の次元にもっていくのに良い助けになる」と喜びを表した。
プジョー・スポールの活動停止、そしてシトロエン・レーシングで1月まで代表を務めていたケネルは「これまでの4年間は、素晴らしい組織に恵まれいつも勝利を得ることができていた。そして今ページはめくられ、新しい挑戦が私に与えられることになった。この素晴らしい結果を残してきた若いチームに、新たな野望を与えたいと思う」と意気込みを示している。